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No.2011 2016-01-31
谷津バラ園

■谷津バラ園に行った。中に入るのは久しぶりだ。冬の間は花も咲いてないので入園料が安い。 バラの咲く時期は大人370円だけど冬季は180円である。入場券の窓口で「花は咲いてないですよ」と言われた。 誰もいない庭園の中をぶらぶらと歩く。池には水が入っておらず、園内のそこらに肥料の袋が積まれ、作業に使ったと思われる脚立が無造作に置かれている。 休業中のような風情だが稀に花をつけている木もある。いくつか石膏の像やブロンズ像も置かれている。市が運営しているバラ園というのも珍しいのではないか。 まあよくもこれだけあるものだなというくらいバラの種類があって、それぞれに品種の名前と生産国、ちょっとした説明が書いてある。 園内には段差があるがスロープが設えられているので車椅子の人でも大丈夫なようになってる。
■谷津の商店街の一番外れにあるファミリーマートの建物の二階の中華料理屋に入ってみた。定食のメニューが外に貼ってあってわりと安いし メニューも多いので、通りかかるたびに気になっていた。そこそこ客も来ていたが注文してからわりとすぐに食事が出てきた。おいしかったしお腹がいっぱいになった。 津田沼駅前ならもっと高い値段設定になると思うがこの地味な場所なので安く食べられるのだと思う。谷津コミュニティセンターのある道を経由して帰った。
No.2010 2016-01-30
ニコニコ闘会議

ニコニコ闘会議

■新習志野から京葉線に乗って海浜幕張まで行った。ここに電車で来るのは久しぶりだったが、駅の周辺は特に大きく変わったところは無いように見えた。 駅からメッセまで歩く。駅前ではホールズという飴のサンプルを配ってたのでもらった。あとスマートフォンアプリのなにかを配ってた。 幕張メッセで開催される「ニコニコ闘会議」というイベントに行った。簡単に言うとゲームのお祭りである。ニコニコ動画を運営するドワンゴという会社が主催で、 ネット中継と連動している。正直もっとのんびりした雰囲気かと思ってたら思いのほか盛況で、あっちこっちにステージやらブースやらがあり、 わいわい歓声が聞こえてくる。来客の年齢層も幅広い。ゲームミュージックのステージもある。 最新鋭のゲームからレトロなゲームまであって、それらのほとんどが実際に手にとってプレイすることができる。 家庭用ゲームの普及に成功した初代のファミリーコンピュータはもちろんあるけど、それ以前のコンピュータゲームもある。 さらにアナログなボードゲームや将棋、オセロ、花札などもできる。
■戦車のラジコンにカメラが仕込んであって、ゴーグルのような装置をつけて戦車目線で戦闘ができるヴァーチャルリアリティのゾーンもあった。 巨大コントローラでプレイするスーパーマリオもあるし、サッカーのゲームでは実際に11人対11人で、それぞれ一人が一人の選手を動かして対戦しているコーナーもあって、 実況と解説の人もいた。元日本代表の秋田氏や小島氏などが解説していて驚いた。スプラトゥーンやドラクエビルダーズのブースもあったし、 パズドラやモンストなどスマートフォンのゲームを大型モニタでやってたりみんなのゴルフを実況プレイしてたり、太鼓の達人のすごい上手い人がいたり、 挙げていくときりがないほどである。幕張メッセのホール1から6まで全部借り切ってやってる。ゲームは普通、一人でこもりがちになるものだと思うが こうやって一堂に会してわいわいやるというのは何か新しいなと感じた。地区予選を勝ち抜いた猛者たちが優勝賞金をかけてやってるところもあって、 すごい熱気だった。ゲームキャラクタのコスプレをしてる人たちが集まってるゾーンもあった。
■かれこれ1年半近くやり続けているスマートフォンゲームのingressのブースもあり、今回はメッセ周辺のポータルを取り合うミニイベントが行われる。 あと、Googleから独立したingressの運営会社NianticのCEOジョン・ハンケ氏とドワンゴ会長の川上氏の対談がある。 ブースのところでぼんやりしてたらジョン・ハンケ氏がいきなり現れて、ゲーム内で使えるアイテムのカードをくれた。 イベント会場は再入場自由なのでメッセ周辺のポータルを取りに行ったりもした。対談はボードゲームの話とかingressのこれからの話、 こんな大きなゲームのイベントはクレイジーで素晴らしい、といったような話など。目新しい話はそれほどなかったがおもしろい内容だった。 帰りはメッセのすぐ前から出るバスに乗れたのでそれで幕張本郷まで行って、JRに一駅乗って津田沼まで。
No.2009 2016-01-23
マグロの解体ショー

■津田沼駅の南口にあるモリシアという商業施設のエントランスホールでマグロの解体ショーが行われていた。舞台の裏側に近寄ることができたので 間近でマグロを見たら骨がすごく太くて驚いた。解体する板前みたいな格好の人が豆知識を披露していた。 魚の多くは上(背中)側が黒っぽくて、下(腹)側が白っぽい色になってる。なぜか。背が黒いのは上空から鳥が海を見下ろしたときに見えづらく、 腹が白いのは海の深いところから他の大型魚類が明るい水面を見上げたときに見つからないようにそんな風になった、というかそういう種類が生き残って子孫を繁栄させ、 交配していくにつれてその形質の純度が高まったということだろう。通りかかってたまたまやってたマグロ解体ショーで一つ勉強になった。
No.2008 2016-01-20
豚ゴッド

■昼に外を歩いていたら「豚ゴッド」というすごい名前のラーメン屋を見かけた。そこそこ繁盛しているようだ。名前から察するに豚骨系のラーメンなのではないか。 最近のラーメンは平気で一杯1000円近くする。ラーメンは確かにおいしいけど同じ1000円出すなら他のものが食べたい。 あと、津田沼駅近辺の豚骨ラーメンの店の前を通るとすごい匂いがしている。隣近所の人に迷惑なんじゃないかと思うようなレベルである。 千葉工大の近くに必勝軒とかいうラーメン屋があってどうやら有名店らしいが、ほとんど営業しているところを見たことがない。 たまに営業してると店の前にたくさん人が並んでる。一度も食べたことが無い。あと、中野木の交差点のところにある「かいざん」というラーメン屋がなかなかおいしいらしい。 こちらもたまに通りかかると外に人が並んでる。自分は日高屋とか幸楽苑のラーメンでも十分おいしいと思ってるので、高いラーメンを食べるのはあんまり気が進まない。
■TBSラジオの大沢悠里の番組が終わっちゃうらしい。30年くらい続いてたと思う。しかも週に一度じゃなく平日毎日やってたからすごい。 平日午前から昼間の番組なのでほとんど聞いたことはなかったが、ラジオ界にとっては大きなニュースだと思う。ラジオ界自体がずいぶん経済規模も話題性も小さいものになって久しいけど。 そういえば山下達郎さんも新しいアルバムを出すと大沢悠里のこの番組に必ず出てた。終了後の同時間は伊集院が新しい番組をやるらしい。
No.2007 2016-01-16
さのまる君

大宮ソニックシティ

■夜、埼玉の大宮まで行く用事があって、どうせなら他にもどこか行ってみようと思って電車に乗ってでかけた。 JRのお得な切符で関東のわりと広いエリアで乗り放題のやつがあったのでそれを買って北のほうへ向かった。まずは上野まで。 上野駅構内に洒落た文具や雑貨などを置いてる店があっていくつか買ってもいいなと思えるものがあった。 宇都宮線の電車に乗り換え。埼玉県内はどこまで行っても東京のベッドタウンなので車窓の景色はおもしろくない。金色の列車が追い越していった。 日光行きの特急だった。 景色の変化は無いが東京からの距離に反比例して徐々に建物の高さが低くなっていく。夜にまた来ることになる大宮を過ぎると車窓にも少しばかり田舎感が出てくる。 栃木県に入り、新幹線も停まる小山駅で一度下車。
■最後にこの駅に来たのはいつだったか覚えていないが、ずいぶん小奇麗な駅になっていた。両毛線の列車に乗り換え。ホームが離れているので駅の中でけっこう歩く。 栃木駅の駅周辺は都会的な景色だった。岩舟駅は北側に大きな岩山が見える。あれが岩舟の地名の由来ではないかと思った。 佐野駅で下車。佐野へ来るのは2006年1月以来二度目で、ちょうど10年前の同じような時期に来ていた。もう10年も経ったのかと驚く。 駅前の様子もそのときと大きく変わっていないように感じた。JRの駅の裏に東武の駅があり、駅前には噴水のある円形の池があり、 セブンイレブンがある。記憶の中の風景とほとんど一緒だった。懐かしい。そのときは駅のすぐそばにある店で佐野ラーメンを食べてすぐまた列車に乗った。 今回はもう少し町の中を歩いてみる。
■佐野の町の成り立ちはわからないけど、道路が東西南北の碁盤に近い形になっている。駅の北側の丘に城があったようなので、城下町だったのだろうか。 駅の正面に南へ伸びる広い通りがあって、そこの傍らに佐野市役所がある。地方都市にしてはめずらしく町の中を歩いている人が少しばかりいて、 活気が無いという感じではない。通りから奥まった場所に三日月神社というきれいな名前の小さな神社があった。 少ないながらも願い事が書かれた絵馬がかけられていた。金屋仲町にある小さな店で佐野ラーメンを食べた。古い店のようで、地元の人らしき客で 席がほとんど埋まっていた。いま全国にご当地ラーメンがあるけど、私は喜多方と佐野のラーメンが好きである。ごてごて脂っこいのよりあっさりしたやつのほうが好みだ。 竹で打ったというやや平たい麺も佐野ラーメンの特徴である。おいしかった。
■少し歩いたところに佐野厄除大師があった。まだ新年明けてからそれほど経ってないので参拝客がけっこう来ている。 近隣には自分の空き地を私設駐車場にして、参拝客の車を停めさせて料金を稼ぎたい者達が通りかかる車に向かって旗を振ってアピールしていた。 佐野厄除大師は関東のラジオを聞いているとコマーシャルを耳にすることがある。「初詣は日本三大厄除け大師の佐野厄除大師へ」みたいなコマーシャル。 正式な寺の名前は惣宗寺というそうで、天台宗の寺院である。秋山川の近くにあり、おそらくかつては町の外れであっただろう場所である。 大きな寺を想像していたが、思ったほどではなかった。いろいろなところに料金表が貼ってあり、祈祷はいくら、御守りはいくら、ご朱印はいくら、 何々はいくら、とたくさん書いてある。行列の誘導や仕切り方なども慣れた様子で、とにかく金儲けに一生懸命な寺という印象を受けた。 好きか嫌いかで言うとあまり好きではないが、それはそれで開き直ってていいんじゃないかと思う。朱印はあらかじめ紙に書いたものを200円で売りつけていて、 その場で書いてくれない。それならコピーとあんまり変わらないと思う。
■駅まで戻り、再び小山へ。小山から大宮。大宮駅は中も外も賑やかで人がたくさん歩いている。駅のそばにある電器屋の前で女のアイドルかなにかが歌をうたっていた。 大宮に来るのは昨年の二月に鉄道博物館へ行ったとき以来。駅前をうろうろし、日が落ちかけてきた頃に大宮ソニックシティへ。山下達郎のライブを観るためにやってきた。大宮ソニックシティには初めて来た。 全席指定なのに開場前から人が大勢並んでいる。たぶんグッズを買うのだろう。グッズはあまり欲しくないので列が少し減るまでコンビニコーヒーなど飲みながら公園で座って待つ。 ようやくいくらか減ってきたので中へ。エントランスロビーには東京FMやNACK5、ワーナーミュージックの社長などから贈られた花輪があった。自分が初めて行った山下達郎のホールでのライブは 2010年の東京NHKホールでの公演だった。客の年齢層が高く、ホールに入った瞬間加齢臭とタンスの服の匂いが入り混じったような空気だった。 それから何度か行ったが徐々に若い客の割合が増えたように感じる。それでもやはり圧倒的に50代以上と思われる者がいまでも多い。
以下、セットリスト。

01 SPARKLE
02 DAYDREAM
03 Windy Lady
04 Down Town
05 土曜日の恋人
06 Endless Game
07 風の回廊
08 すてきなメロディー
09 過ぎ去りし日々
10 Can't Take My Eyes Off You
11 DANCER
12 Chapel of Dreams
13 おやすみ、ロージー
14 ANGEL
15 WHITE CHRISTMAS〜クリスマス・イブ
16 希望という名の光
17 さよなら夏の日
18 SUGAR
19 BOMBER
20 LET'S DANCE BABY
21 アトムの子
(アンコール)
22 HAPPY HAPPY GREETING
23 Ride On Time
24 恋のブギ・ウギ・トレイン
25 Last Step
26 YOUR EYES

■去年の「マニアック・ツアー」とはがらりと変わって、ヒット曲、シングル曲もふんだんにセットリストに入れていた。シュガーベイブのアルバム「SONGS」からちょうど 40周年なのでシュガーベイブ時代の曲もけっこう多かった。「バンド解散してソロになったシンガーがバンド時代の曲を頑なに封印したりするが、 自分で作った曲なんだから別にこだわりなく演奏する」と以前から言ってたし、実際に過去のライブでもちょくちょくやっていた。 ただ「今回でこれを演奏するのは最後かな」という言葉の後にやった「SUGAR」を聞けたのは貴重だったかなと思う。 「Can't Take My Eyes Off You」はフランキー・バリのカバー。「ベタだけど一度やってみたかった」と笑っていた。 本当に63歳かと思うほどに声がよく出ているが、今回ほんのちょっとだけ、衰えを感じた。当たり前である。昔なら人間、死んでいた年齢である。 以前ラジオで大瀧詠一さんが達郎さんに向けて「あなたは一日中でも歌っていたい人でしょ。僕はちがうもん(笑)」と言ってたのを思い出した。 達郎さんは歌いたい人なのだと思った。
■今回のツアーのセットリストをネット上で知ってからいちばん楽しみにしていたのは「土曜日の恋人」がついにライブで聞ける、ということだった。 自分にとっていちばん最初に触れた達郎作品の一つで、テレビ番組の「俺たちひょうきん族」のエンディングテーマとして使われていた曲である。 ライブで再現できないという理由で、1986年の発表から一度も生で演奏されることがなかった。 ライブでのバンド編成はボーカル+ギター、ドラム、ベース、ギター、サックスがそれぞれ一人ずつ、キーボードが2人、コーラスが3人の合計10人。 「土曜日の恋人」のときだけサックスの人にパーカッションを担当させ、三人のコーラス隊のうち一人をキーボードに回して音数を増やし、 それでやっと思い描いた音像に近づけられたのだろう。この曲が聞けたので、正直なところ達郎さんのライブに関してはもう思い残すことはないんだけど、 またチケットが取れたら行ってしまうと思う。
■シュガーベイブ時代の作品の一つ「すてきなメロディー」のオリジナル版は山下達郎と大貫妙子のツインボーカルの曲で、 今回は新たに加入した女性コーラス隊の一人と達郎さんのボーカルで聞くことができた。新コーラスの二人は30代とのことで、バンドがより一層若返った。 達郎さんは若いミュージシャンを抜擢して育てていきたいとかねてから話をしていた。ライブのクオリティを落とさず、なおかつ人を育てるというのは大変だと思う。 でもそれが年長者の使命だとも言っていた。実際にこれまでもドラムとサックスに30代の若いミュージシャンを起用していて、その二人も期待に応えるだけの パフォーマーになっていてすごい。終演後、パンフレットだけ買って帰路へ。大宮駅前で簡単に食事をしてから電車に乗った。大宮はさすがに都会で、 駅周辺は夜も人が大勢歩いていた。
No.2006 2016-01-10
習志野駐屯部隊演習場

習志野駐屯部隊演習場

■ひさしぶりに新京成線に乗って北習志野まで行ってみた。駅前の改良工事も終わり、きれいに整備されて新しい店などもできていた。 駅前の通りを歩き北習志野近隣公園の中へ。テニスコートでは初老くらいの人間達がテニスをやっていた。 空気は冷たいが見上げるときれいな青空で日なたを歩いて背中などに光を受けるとあたたかく感じる。 船橋東図書館のあるあたりを通り国道296号線まで出る。正面に陸上自衛隊の習志野駐屯地がある。 「習志野駐屯地」というが、習志野市ではなく、船橋市内である。
■習志野という地名がよくわからないことになっている。習志野市内には習志野という地名はない。東習志野というところはあるけど。 新京成線に習志野駅というのがあるがそこは駅前に小さなカレー屋があるくらいの、こぢんまりとした私鉄の駅で、このあたりは船橋市内である。 その一つ隣が北習志野駅である。新京成線と東葉高速鉄道の交わる乗換駅で、東葉高速鉄道は地下鉄東西線との直通運転をしており、 都心へも直結しているからそこそこ便利な場所だが、ここも船橋市。習志野市内の中心はどこかというと津田沼で、 JR津田沼駅があるのは習志野市と船橋市の境界線上だ。市役所があるのは京成津田沼駅である。 外部の人が習志野市役所へ行こうとして習志野駅や北習志野、京葉線の新習志野などへ行ってしまったという話を聞いたことがある。
■話が逸れた。習志野駐屯地から国道を東に200メートルほど行った所にある習志野駐屯部隊演習場へ。 毎年1月にここで陸上自衛隊の第一空挺団が降下訓練始めの公開をやっているというので見てみようと思って足を運んだ。 普段は当然入ることができない場所である。敷地内に入ると松林の中にアスファルトの道があり、そこを一般の見物客がぞろぞろと歩いている。 思ったより人がたくさん来ているし、とにかくすごい広さだ。なにやら相当な距離を歩かなければいけないようだ。 歩くだけなら平気だけど人がわんさかいる中を歩くのは苦手だししんどいので、途中で引き返してしまった。 頭上を自衛隊のヘリコプタが隊列を組んで飛んでいった。演習場の中の雰囲気や広さを知ることができただけでもよかった。 演習場を出たら津田沼行きのバスがちょうど来たので乗って帰った。
No.2005 2016-01-03
東京駅

■本当に穏やかな陽気の正月だった。まだ東京は人が少ないのではないかと思い、丸の内や銀座のあたりへ行ってみた。 電車は何かのトラブルで遅れていて、大変な混雑だった。混んでる電車に用もないのに乗るのは若干気が引けるが、 他の乗客も大した用事ないだろうと勝手に決めつけてあまり気にしないことにする。 東京駅を出て皇居の方向へ。駅周辺の工事もかなり進んだように見える。新丸ビルの中に入る。 三が日くらい休んだらいいのにと思いながらも少し店など見てまわる。東京駅の真正面の道は広々していて、 真ん中に歩道があって、中国人の観光客なども歩いている。東京駅の周辺の景色は他の派手な町と比べてどっしりとしてるしきちっと整っていて好ましい。 「帝国」の時代の雰囲気が少しだけ残っている気がする。今でこそ国の玄関は空港だがやはり首都の中央駅である東京駅もまた国の顔だと思う。 あの駅舎の堂々としたたたずまいは良い。
■日比谷公園の方向へ行ってみるとなにやらそのへんがちょうど箱根駅伝のゴール近くで、観客や大学の応援の者達が大勢陣取っていた。 私は箱根駅伝の意義がよくわからないしあまり好きではない。長い距離を箱根を越えてまで一生懸命走るのは立派だしすごいと思うが、 関東の私立大学の大会がさも全国的な関心事のように扱われているのがいまひとつ理解できない。読売新聞の人が応援用の小旗をくれた。 有楽町のでかい無印良品に入ってみたら無印のカフェがお客さんいっぱいだった。銀座も買い物客などで大いに賑わっていた。 エルメスの店の前にばかでかい門松が置かれていた。少し奥まったところにあるチェーン系のカフェで一休み。店内は空いていた。
No.2004 2016-01-02
十九夜講塔

■天気が良いのでふと西船橋まで行ってみた。特に理由もなく行った。西船橋駅は乗り換えで利用することはあってもここで降りて改札を出ることはほとんどない。 総武線、武蔵野線、地下鉄東西線、東葉高速鉄道の乗換駅で構内もそこそこ広く、改札内外に飲食店やちょっとした店がたくさんある。 少し離れて京成西船駅もあるから、この駅から色々な場所へ行ける。駅北口を出て少し歩く。駅からすぐそばのところに高速バスの発着する場所があった。 西船橋発着の長距離バスがけっこうあるようで、ディズニーランドを経由する便が多いようだ。仙台や長野行き、遠くは奈良や和歌山まで行くのも出ているようだ。
■国道14号沿いに勝間田公園がある。かつては池だったらしい。四角いスペースではなく、いびつな形をしている公園で、池の形の名残なのかもしれない。 昭和30年頃、その池の浚渫を行ったところ、池の真ん中から5世紀頃の土器の壷が二つ発見されたという。祭祀用だと推測されている。 この周辺には葛飾神社、春日神社や羽黒神社などがあり、古くから祈りや信仰の土地だったのかもしれぬ。 路地を入ったところには十九夜講という文字が刻まれた観音像や立派な庚申塔がある。 十九夜講というのは何か調べてみた。民俗信仰の一つで「毎月19日に女性たちが集まり、如意輪観音をまつって子宝や安産を祈願するもの 信仰という側面と同時に、女性たちの息抜きの場とされている」ということらしい。利根川下流域を中心に関東に広く分布していて、今も残っている地域もあるそうだ。 この西船橋でもそういう集まりがあるのかどうかはわからない。近くの町でも注意深く歩いてみるとちょっとした歴史を感じることができるものである。
■駅の東にある線路沿いの細長い土地にある公園まで歩いた。以前国道14号のほうに図書館があったのだけど、それが無くなっていて、 どうしたものかなと思ってたら線路沿いのその公園のわきに新しく建てているところだった。夜は蛭子さんの路線バスの旅のやつを見た。 うちでテレビをつけるのはサッカーの中継のときとこの路線バスの旅くらいである。
No.2003 2016-01-01
■新しい年となった。2015年をなんとか生きて越すことができた。前の晩のすごい深夜に電車に乗りに行ったりして寝るのが遅かったのでゆっくり起床した。 午後には遠方の友人や親類等からの年賀状が届いた。友人の子供の成長は早く感じる。長く会ってない友人にもたまには会いたいなと思う。 昔の人が無事に正月を迎えられたことを喜んだという話を聞いたとき、なんのこっちゃと思っていたがだんだんその気持ちがわかるようになってきた。 昔は数え年でみな正月を基準に年齢をカウントしていたという。また一年、生きながらえて新しい年も生きていられるというのは、 今より食糧事情その他もろもろ大変だった時代には本当にありがたいことだったのだろうなと想像する。 神様がいらっしゃるからという理由をつけてごちそうを食べたり餅を食べたり酒を飲んだりして祝ったというのも、 やはり新しい年を迎えられたのがとても喜ばしいことだったのだろう。
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