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No.1642 2011-11-30
■そういえば前の晩、実家近くの銭湯へ行ってみたのだった。かれこれ20年ぶりくらいに行った。 それほど大きくない浴室の一角にサウナ室が設置されたくらいで、あとはぜんぜん変わっていなかった。 北海道にはサウナがついてる銭湯がけっこう多い。脱衣所の籠も、靴箱も、10円玉を入れて使うドライヤーも、 以前のままだった。客はとても少なかった。
■昼間、父の入院している病院から歩いて梁川町のテーオー小笠原まで行った。子供の頃など、なにか買うときは親とよく行っていた百貨店である。 都会のデパートにくらべたら小さいが、店内に入るとそれほど古臭い感じもなく、平日のわりにはまあまあ客もいた。 1階のエントランスホールに、噴水もある六角形の池がある。それを20年ぶりくらいに見て、当時の記憶が鮮明によみがえった。 池の水の中に赤や青のライトが設置されているのとか当時のままで、とても懐かしかった。
■4階には大きな書店が入っていて、品揃えがそこそこいい。そこで文庫本を買った。自分にとって、 この人が書いた本なら間違いなく楽しめるだろうという文筆家さんが何人かいて、宮沢章夫さんや赤瀬川原平さん、田中長徳さんなどである。 ユーモアがあって、インテリぶらないでむつかしい言葉をつかわないからいい。今回買ったのは宮脇俊三さんの本で、 この人の文章もとても魅力的だし何時間でも読んでいられる。
■五稜郭電停前のダイエーが閉店になってからずっとそのまま空き店舗になってて、繁華街のど真ん中にあって大きな商業施設なのに営業してないからさびしい景色になっている。 ダイエーになる前はホリタという小さなデパートだった。市内に唯一ある地下道は昔にくらべてきれいになっていた。丸井今井の地下にある六花亭には、 駅や空港の売店で見ることのないお菓子がたくさん売ってて、ばらで一個から買うこともできる。安いのは39円とかからある。
No.1641 2011-11-29
冬の函館1

冬の函館2

冬の函館3

冬の函館4
冬の函館。

■父の病室をたずねてみると意識が戻っていて、手術のおかげでいくらか苦しくなくなったと言っていたので少し安心した。 医師からも、ずっとつきっきりではなくても大丈夫ということを言ってもらったので、少しの間、町をぶらぶらすることにした。 気温は低く、函館の冬もいよいよ本番に入ろうかという感じ。市電の停留所が病院のすぐ前にあるので、そこから乗車して十字街まで。 こんな時季の平日でも観光客らしき者がちらほらいて、車内で地元の人間に観光エリアのことを聞いたりしていた。 観光の中高年女性達はとにかく歩きたくないらしく、どこどこまではけっこう歩くか、あそこまでは近いか、 ロープウェイ乗り場はバスで行けるか、と、そういったことを熱心に質問していた。
■いつから始まったのかわからないが、近年、函館では冬季の観光客の減少対策ということなのか、12月に入るとクリスマスとからめたイベントを行っていて、 そのなかでも目玉となっている巨大クリスマスツリーが12月1日から点灯されることになっているらしいのだった。 そのころに函館を訪れることがなかったのでまだ一度もそれを見たことがなかった。その大きなツリーになるモミの木が、 函館の姉妹都市であるカナダのハリファクス市から届いたというのをニュースで知り、点灯はまだだが、せっかくなのでその木だけでも見に行ってみようと思い、 ベイエリアまで足を運んだ。
■天気はあまりよくなく、しかも海辺なので風がとても冷たい。赤レンガの金森倉庫群のすぐそばの海辺にモミの木が見えた。 たしかに大きい。写真を撮りに来てる者も数人いた。ツリーの飾りつけ作業をしている人たちもいる。中国人観光客がわりといる。 函館市内もこの冬に入ってから一度、雪が積もったらしいが、あたたかい日が続いて解けてしまったようだ。 スターバックスコーヒーの函館市内一号店の店舗もそこの近くで初めて目にした。
No.1640 2011-11-28
■朝、職場にいたときに函館の母親から電話があって、入院中の父の容態が悪く、 家族に連絡を取るように病院側からいわれたという話だったので午前中で会社を出て一度帰宅し、 羽田からAIR DOの午後の便で函館へ。
■一番端の55番搭乗口まで延々歩く。不安なときでも人間、腹がへるもので、売店で適当なものを買って食べた。 こんな時季の平日で、しかも中途半端な時間の便なのに、満席とまではいかないがそれなりに乗客がいた。 搭乗率は7〜8割くらいといったところか。夏の飛行時のような揺れがしばらく続いたが、定刻より10分ほど遅れたくらいで函館空港到着。
■まっすぐ、五稜郭にある函館中央病院へ。HCUという特別な病室に入ると、緊急手術を終え、まだ麻酔から覚めず眠っている父が横になっていた。 顔色はそれほど悪くなく、手術もとりあえずうまくいったようで、まだ予断を許さないとは言うが、ひとまず安心した。 もう12月も間近だというのにそれほど寒くはなく、雪ではなくて雨が降っていた。
No.1639 2011-11-23
■更新が滞りがちになっているのだった。
■というのも、時間があるとつい、先日購入したシムシティ4ばかりやってしまうというのもあるし、 そのせいで休みの日も自転車で外出してないので書くことも特にないということもある。あと、 何日か前に腰を痛くしてしまったのだった。年をとっていくといろいろそういうのも出てくる。
■それはそれとして、今月の初旬からから山下達郎のライブツアーが始まっているんである。来年の5月まで続く長いツアーで、 関東近辺で一度くらいは行きたいと思っているのだが、チケットが全然手に入らないのだ。地方公演は狙い目だと思うが、 遠出できる土日の公演がとても少なくて、なかなかむつかしい。それでもまあ、なんとかするつもりである。
■話は変わって、来年3月のJRのダイヤ改正で、またひとつ、寝台列車が姿を消すことになったようだ。 寝台特急「日本海」である。この列車は、大阪を発ち、湖西線を経由して、その名のとおり日本海側をひたすら北上して青森まで行く。 かつては一日二往復走っており、そのうちの1往復は青函トンネルをくぐって函館まで行っていた。
■大学生のころ、初めて自分で切符をとって乗ったのがこの日本海で、正月の帰省のために利用した。 滋賀県の北のほうの駅から夜の普通列車で敦賀まで行き、そこから乗車した。普通列車内で車内改札があり、 車掌に函館までの乗車券を見せると「ずいぶん遠くまで行かれるんですね。お気をつけて」と声をかけられたことを 今でも覚えている。途中、金沢駅で数分の停車時間があり、ホームの自動販売機で飲み物を買った。それから眠った。 車内の様子や窓から見た景色はもう覚えていないが、翌朝函館駅に到着し、駅のホームで冬の朝の空気を吸って、 夜行列車の旅はいいものだな、と思った。自分にとってはとても重要な経験であったと今思い返す。
No.1638 2011-11-10
■あの地震の日から明日で8ヶ月になる。世間的にはあのときの記憶が徐々に徐々に薄れてきた頃かもしれぬ。 でも災難というやつは忘れたころにやってくるから、ゆめゆめ油断無いよう備えておかねばならぬ。
■ところで、引越を機にというわけでもないのだが、いろいろ新調したのだった。
■ONKYOの小さなスピーカーを買った。2002年の7月に発売されたモデルで、 もう発売してから10年近くなるというのに未だに現行品というのが立派だ。 それなりに売れ続けているのだろう 筐体はMDFで、見た目がいいのがなによりもいい。 まだちょっと聞いてみただけだが、値段のわりにはベースやボーカルの音をよく拾ってくれるし、 MP3程度の音でもクリアに聞こえる。
■よくネット上でも、プロでもないくせに音質がどうちゃらこうちゃら言う者がいるが、 だいたいそういった連中はかっこうつけてるだけで、たいしたことない。
■昔、買いたくても買えなかったものがいまならちょっとがんばれば買える。 大人になるとはこういうことなのかもしれぬ。
■あと、ノートPCを新調した。7年くらい使っていたやつがさすがにそろそろストレスを感じるようになったんである。 台湾のメーカーのもので、OSも新しくなったがそんなに違和感なく使える。すごく安かった。 キーボードが打ちやすくていい。台湾製品はいい。 で、以前から、性能のいいコンピュータに替えたらやろうと思っていた「シムシティ4」を購入したのだった。 2003年に出たゲームで、PCにかなりの性能を要求される内容となっているため、発売当初、 このゲームをまともに動かせるコンピュータがあんまりなかったという、そういったあれなので、 ずっと買えなかったのだ。ようやく買ってやってみたらやっぱりおもしろい。
■週間天気予報を見ると、来週あたりから最低気温が一桁になるようで、ようやくいい季節本番である。 今年もなんとか長い夏を乗り越えることができた。涼しくなればもうこっちのものである。なにがこっちなのかよくわからないが。
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