津田沼ノート2010年9月

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No.1542 2010-9-26

茜浜の猫。

茜浜。

■午前中、自転車で茜浜。昼近い時間だったので、人が多かった。菊田川と、川の河口あたりの水の色が絵の具の水色みたいな妙な色になってた。東京湾は明るい空が反射してきれいな海の青。まだ少し暑いが、ようやくいい気候になってきた。まろにえ通りをずっと下って県道15号線の近くでケーズデンキの店舗の工事をやってた。「今秋オープン」と書いてあったが、工事はもう少しかかりそうに見えた。それにしても最近は大型家電店があっちこっちにあって、都心の駅前なんかにも増えてて、すごいもんだなと思うが、そんなに儲かるものなんだろうか。あと、家電店行くと、社員なのかバイトなのか知らんけど、従業員がたくさんいる。あれも謎だ。あんなに要るのかと思う。で、最近は家電店で売ってるようなものを買うときは、ほとんどネットで買ってる。なぜなら、安いからだ。ネットの店は店舗を持ってないところが多いし、人件費もあんまりかからないから、商品を安くできるのだろう。ありがたいが、それでいいんだろうか、という思いも少しある。
No.1541 2010-9-24
■パルコでやってる廃盤レコード掘出し市に立ち寄ってみた。先日も行ったが、品が多くてぜんぶ見れなかったんである。前に行ったときは、SONNY CLARK TRIOの「SONNY CLARK TRIO」を買った。CDでも持ってるんだけど。で、今回は山下達郎の「RIDE ON TIME」と「POCKET MUSIC」を買った。安いのだ。津田沼パルコでは、掘出し市は10月11日までやってるそうである。
No.1540 2010-9-19

茜浜の猫。

■ひさしぶりの更新だ。
■更新しなかった間なにをしてたのかというと、単に暑さでまいってたというのもあるが、とくに忙しくしてたわけでもなく、まあ、ふつうに生活していた。デジタル一眼の購入を考えていろいろ比較して検討したり、パルコでやってるレコード掘り出し物市みたいなやつへ行ってみたり、 iPod touchの脱獄をやって遊んだりしてた。
■なにより、丸一ヶ月くらい、RISING SUN ROCK FESTIVALの余韻を引きずっていたのだった。こんなに引きずるのは初めてかもしれぬ。津田沼ノートの8月分に長々と感想のようなことを書いた後も、そういえば深夜の霧の中でエゴラッピンちょっと聞いたっけな、とか、日の出食堂も通りがかりに聞いたらかっこうよかったな、とか思い出したり、ほとんど雑誌などでは取り上げてもらえないが、たぶん唯一記事を載せてくれた「音楽と人」という雑誌を買って読んだりしていた。「音楽と人」は毎年ちょっとだけ記事を載せてくれる。そしていろいろ、考えていた。どんなことを考えていたかをおおざっぱにいうと、山下達郎が「RIDE ON TIME」を発表したのが1980年だぞ、 30年間、日本のミュージシャンはなにやってたんだ、ということで、あのひとは本当にすごい。いままでで、あんなすごいライブを見たことなかったから、ほんとうにショックだった。あと、改めて相対性理論のアルバムを聞いたり、DE DE MOUSEやトクマルシューゴのアルバムをいくつか聞いてみたりしてた。
■そういえばここ数年、雑誌をほとんど買わなくなった。学生の頃や数年前くらいまでは、月に一冊とまではいかないが、それなりに買ってたような記憶がある。いまは本当に雑誌の必要性が薄れてる。言うまでもなく、インターネットの影響だ。情報に対してお金を払うという行為に、とてもシビアになっている。金を出してでも欲しいと思える雑誌が少ないのかもしれぬ。まして新聞なんて、毎日せっせとゴミを大量に生み出しているようにしか見えない。押し紙裁判はどうなったのだろう。
■話は変わる。前日、しっかりメンテナンスをして、久しぶりに自転車に乗って茜浜まで。ようやく気温も落ち着いてきたが、それでも昼間はまだ暑いので、朝行くことにした。茜浜へはかれこれ3ヶ月かそれ以上の間行ってなかった。全国の茜浜ファンの皆様には大変お待たせしてしまったが、これから涼しくなってくると思うので、週末にはたびたび行くだろう。もっと寒くなれば富士山も見えるから楽しみだ。そして、以前から長いこといる猫たちが元気そうな姿を見せてくれた。新顔の小柄な猫もいたが、おそらくこの冬から春にかけて生まれた子猫が生き延びたのだろう。今年のくそ暑い夏も乗り切ってたくましいことである。相変わらず世話しにきてる人がいるようで、水や食べ物が置いてあった。いままでもずっとこの海辺にいて、来るたびに顔を合わせていたのに一度も近づいてこなかった猫が一匹、初めてなでさせてくれた。遠慮がちに近づいてきて、足元をくるくる回ってたので、さわっても大丈夫かなと思い、背中をなでてみたら、目を細くしてごろごろと喉を鳴らしていた。日曜日の朝は、町にも海辺にも、人が少なくて、とても気分がいい。海の上には朝のもやのようなものが出ていて、遠くが霞んでいたが、そのわりには遠く浦安方面のマンション群が見えた。
■帰ってからラジオでトーキョーFMの「ハート・オブ・サンデー」と「サンデー・ソングブック」を聞いたり昼寝したりして過ごした。連休はのんびりできていい。
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「津田沼ノート」は武田がやっています。