No.1163 2007-03-29
■「Opera(オペラ)」というウェブブラウザを最近使い始めたが、なかなか気に入った。操作性もいい。 ウィンドウひとつで、複数のページを、タブ形式で表示できるのもいいし、ブックマークそれぞれにキーを割り当てて ワンタッチで開く仕組みもいいと思う。あと、操作が軽い気がする。使い始めたところなので、よくわかってないが、 なにか他にもいろいろできるらしい。
■おどろいたのは、オペラでウェブサイトを開いたとき、表示される画像のプロパティをみると、その画像を撮影したデジタルカメラの メーカーや機種等、細かなデータが見られることで、携帯電話で撮った画像も、その機種が表示された。他のサイトはまだ試してないので わからないのだけど、ここ津田沼ノートに関して言うと、撮影に使った「SONY DSC−T7」と「Nokia 6680」 というのが表示された。
■SONYのDSC−T7というデジタルカメラを、私はとても気に入っていて、もうずいぶん長いこと使っているが、薄いし使いやすいし、 持っているのがうれしくなるカメラである。
■話がそれたが、そう、オペラを使うにあたって、ひとつ困っているのは、ここ津田沼ノートを見ると、インターネット・エクスプローラーだと、 文の行間に少しすきまがあって、まあそれなりに見やすくなってると思うのだけど、オペラだと、ぎゅうっと文が詰まってしまっている のだった。見づらい。これをどうにかできる方法を、調べて見る。
■ウィキペディアによると「Opera(オペラ)は、ノルウェーのソフトウェア開発会社、オペラソフトウェア (Opera Software ASA) によって 製作されたウェブブラウザである。」ということである。ノルウェーか。北欧というと、ノキアとエリクソンだが、オペラもそうだったのか。
■ウェブブラウザでは、以前、Firefoxというやつも使ってみたが、あれはいまいちだった。インターネット・エクスプローラーと そんなに変わらないように思った。調べて見ると、英文の誤字のスペルチェック機能などがあるようで、あと、オープンソースということらしい。
■それにしても、今さら言うのもなんだが、GoogleとYoutubeとWikipediaはすごいなと思う。この三つがあれば何でも できるよな気になる、と言うと大げさだが、すこぶる便利である。

No.1162 2007-03-25
フクダ電子アリーナ
■風はすごいし、なんか石川のほうで大きな地震はあるし、無言電話はくるし、たいへんな一日だった。無言電話は二回きました。
■ナビスコカップ予選リーグ、千葉対広島。ナビスコ予選で、悪天候、さらに相手が広島ということもあってか、観客数は少なかった。 なので、いつも行列しているスタジアム内の店もすいている。そういうときだけ、テキサスという店のタコスを買って食べるのだった。 おいしい。
■試合は2−1で千葉が勝利した。新加入のディフェンダー、池田が思いのほかよかった。昨日の代表の試合で一得点の巻も、後半30分過ぎから出場し、 持ち味を出した。だいぶ、調子を戻してきたようで、代表の試合で得点をあげたのも、精神的にいい影響をもたらしているのだろう。 中村俊輔に感謝である。広島は若くて活きのいい選手達がたくさんいるし、せまい局面でのダイレクトプレーはうまかった。
■宮沢章夫さんの9月の「ニュータウン入口」の本公演のチケットを予約した。三軒茶屋のシアタートラム。 行くのは「トーキョー/不在/ハムレット」以来になるかな。楽しみである。

No.1161 2007-03-24
■津田沼の駅前の丸善で「Jクラブ歴代ユニフォオーム完全カタログ」という本を買ってきた。文庫サイズで、「東日本編」と 「西日本編」の二冊ある。以前、「世界のサッカーエンブレム 完全解読ブック」という本も出していた、(えい)出版社という 会社の本である。
■93年のリーグ発足以来の、北は札幌から南は大分までの31クラブの歴代ユニフォーム、総計657モデルがカラーの図柄入りで 年代順に紹介されていて、これはとてもいい資料になる。そしてそれぞれの時代のユニフォームを見ると、その当時活躍していた 選手達を思い出す。胸スポンサーがDDIの頃のベルマーレのチェック柄のユニフォームを見ると、左・岩本、右・名良橋の両サイドが ガンガン上がっていってたことや中田英寿のプロデビューした頃を思い出すし、鹿島の最初のユニフォーム(青い線がうねうね入っているやつ) を見るとジーコやアルシンドを思い出す。
■夜はテレビで日本対ペルーの試合を見た。横浜のあのスタジアムは、客席とピッチの距離がとてつもないな、と改めて、上空からの 映像が出たときに、思った。巻が点をとったので、うれしかった。あとはべつにどうでもいいと思いました。

No.1160 2007-03-21
須磨駅
■「海が見える駅」山陽本線須磨駅。
■駅の目の前がすぐ、須磨海岸である。白い砂がきれいな浜で、老若男女が、何をするでもなく、だらだらしている様が なかなかのんびりしていて、いい。都会からすぐの場所に、きれいな海があって、電車でも簡単に行けるのがいいなと 思った。
■週の真ん中の祝日、18きっぷがまだ残ってたので、夜が明ける前に津田沼を発って、延々、東海道線を乗り継いで 神戸まで行っていた。ひさしぶりの東海道在来線乗り継ぎをやった。東海道線は、だいたい混雑しているし、景色もいまいち おもしろくないので、ここのところあんまり乗っていなかったが、少し作戦を考えて、なるべく混まなさそうな電車を 選んで乗り継いだ。国府津を過ぎてから根府川のあたりまで、太平洋が眼下に広がる景色が好きで、東海道線のなかで ここらへんがいちばんいい。浜名湖あたりの、何度も橋を渡るところもなかなかいい。富士山を見るなら、新幹線のほうが、 高架を走ってるので、遮るものが少ないからよく見えると思う。でも新幹線だとトンネルばかりなので、おもしろくない。
■関が原から米原を経て、安土の山を越える手前あたりまでは、雪もそこそこ降るし、あのへんだけ日本海側の気候のように 思える。通称琵琶湖線からはほとんど琵琶湖は見えなくて、琵琶湖を見るなら湖西線のほうが断然いい。京都、大阪を 過ぎ、神戸も通過して、須磨まで行ってみたんである。ふと思ったが、京都、大阪、神戸と、至近な距離であれだけの規模の 大都市が連なっているのは、日本ではここだけではないだろうか。
ホームズスタジアム神戸
■新長田まで戻り、神戸市営の地下鉄海岸線に乗り換え。御崎公園駅で下車。少し歩いて、ホームズスタジアム神戸に着いた。 以前「ウィングスタジアム」と言っていたと思うが、いつの間にか名前が変わっていた。ネーミングライツだろうか。 ホームズっていうのはなんだろうか。かなり立派な外観のスタジアムで、お金がかかってそうである。フクダ電子アリーナ と比べると、ずいぶんコンクリートを多く使っている。フィットネスクラブみたいなやつが併設されており、ガラス張りに なっていて中が見える。周囲は公園として整備されていて、公園のグラウンドでは子供達がボールを蹴って遊んでいた。 スタジアムの中に入ると、ごっつい屋根がまず目に入って、これはすごい、と驚いた。やはり相当お金がかかっている。 屋根は開閉式ということで、この日は開いていた。屋根の開閉にかかる費用というのが、けっこうなもので、安いところで、 あれはどこだったか、大分のビッグアイだったかな、あそこで約一万円くらいだったと思う。うろ覚えだが。神戸の場合はもっと、 相当かかりそうだ。芝生はなかなかいい状態で、以前はかなりひどかったと聞くが、きれいだった。三万人くらい収容だと思うが、 全体的にスタンドの傾斜が緩くて、もったいない。その点以外はけっこういいスタジアムだと思う。
勝利のでんぐり ■ナビスコカップ予選リーグ、神戸対千葉。結果は1−4で千葉が快勝した。はっきり言って、神戸はかなりメンバーを 落として、ほぼ1.5軍というか2軍というか、そういった具合だったので、手放しで喜ぶのもちょっとあれだが、それは それとして、はるばる遠くまで来て、勝って帰れるのが嬉しかった。いままで遠くまで試合を観に行って、勝って帰ることは ほとんどなかった。仙台も鳥取も、大阪長居でも、もう少し近い日本平や豊田でも、私が行くとだいたいアウェイでは負けて 帰ってくることが多かったから、嬉しい。(写真は、勝利のでんぐり返し)
■帰りはJRの和田岬駅から電車に乗った。兵庫〜和田岬間は、一駅分だけ支線になってて、川崎の鶴見線に雰囲気が似ている。 兵庫駅で乗り換えて、新大阪へ。さすがに、帰路も18きっぷで乗り継ぎ、というわけにはいかないので新幹線。 18きっぷだとその日のうちに帰れないんである。新大阪から新幹線で品川まで。品川から快速で津田沼まで帰った。 新幹線はめちゃくちゃ速い。

No.1159 2007-03-17
フクダ電子アリーナ
■Jリーグ第三節、千葉対鹿島。フクダ電子アリーナ。
■結果は3−3の引き分けだった。いいときの千葉のサッカーが、ほんの少し、戻ってきたように見えた。
■鹿島のマルキーニョスの、得点後のガッツポーズがかっこうよかった。2004年には千葉に在籍し、活躍した マルキーニョスは、ヴェルディ、マリノス、千葉、清水と、日本の複数のクラブに所属し、それぞれの クラブでしっかり結果を残してきた。怪我がちだったが、昨年は清水でコンスタントに試合に出ていたのでは ないだろうか。
■そして鹿島サポーターがよく着用している、いわゆるスカジャンというやつを、帰り道の信号待ちのとき、 間近でじっくり見ることができた。スカジャンというと昔、不良と呼ばれる者らや暴走族みたいな者らが好んで 着用していた類のものだと思う。背には、おそらく鹿島神宮のものと思われる鳥居と鹿の刺繍が施され、よほどの 覚悟がないと、着用するのをはばかられる気にさせるものだが、彼らは堂々と着こなしているのですごい。
■なんというか、鹿島のサポーター達は、戦っているように見える。FC東京のサポーター達とちがって、ふざけている 感じがしないし、清水のサポーター達の持っている楽しい雰囲気というのはない。おそらく、彼らは真面目なのだろう。 大きな旗を持って右へ行ったり左へ行ったりしている様は、見ていてなんだか滑稽だが、彼らは大真面目にそれを やっているのだとおもうと、頭が下がる。
Jボール ■ところで私は、この試合の前、初めて「Jボール」を食べたのだった。とつぜん「Jボール」と言われても、知らない 者はただ困惑するしかないが、簡単に説明すると、イカのだしで煮込んだ玉こんにゃくがたくさん入ってて、煮たまごが ひとつ入っている。フクダ電子アリーナの前庭のような公園で、試合の日に販売している。ずいぶん前から売られているが、 初めて食べたら、おいしかった。たくさん入ってるし、200円だからよかった。

No.1158 2007-03-11
神保町
■錦糸町から半蔵門線で表参道まで行った。南青山に、行きたい店があって、行ってみたが、閉まっていた。 朝から雨で、風も吹いてて寒い日曜日の午前。東京行くならこういうタイミングがいい。なぜなら、人が少ないからだ。 とくに青山とか、渋谷あたりの地域などの浮かれた町にはなるべく足を踏み入れたくないが、人が少ないときだったら 行ってもいい。
■地下鉄で神保町。このあたりまで戻ると、だいぶ落ち着く。町自体が落ち着いている。天気もよくなった。御茶ノ水のヴィレッジヴァンガード に寄った。家に帰って、テレビで鹿島対ガンバ大阪の試合など観る。新潟対浦和の試合、ビッグスワンでは雪が降っていた。
■あと、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグのリバプール対バルセロナの試合をみた。「オレはバルサのサポなんだよね」とか ぬかすばかな日本人がたまにいて、ぷっ、とか思ってしまうが、バルセロナが敗退してざまみろと思いました。それはそれとして、 リバプールのホームスタジアムの雰囲気というのはすごいな。アンフィールドというのだろうか。海外サッカーのことは よくわからないが、あのスタジアムの雰囲気こそがまさに、究極のホームスタジアムだと思う。本物の「You'll Never Walk Alone」 はすごい。
■サッカーの話を書くときがいちばん、キーボード打つの速い。

No.1157 2007-03-10
フクダ電子アリーナ
■Jリーグ第二節、千葉対清水。フクダ電子アリーナ。
■この時期に、夜7時からの試合というのは、寒い。そしてジェフ千葉の2007年ホーム開幕戦は、これまた 先週の試合に続いて、ひどいありさまであった。結果は1対3だったが、得点差以上に力の差があった。 まるで大人と子供の試合である。いよいよ二部落ちも現実的なものとなってきた、というのは早すぎるか。 でもほんとうにそう思うくらいのひどい試合だった。
■唯一の救いは、新加入の下村が、自分にはここしかないんだ、と言わんばかりの必死のプレーをしていたこと。 よく声も出して、的確なポジショニングで相手の攻撃の芽を摘み、奪ったボールをシンプルに散らしていた。
■それにしても、私は清水のサポーターの応援がとても好きである。迫力と言う点では、浦和は別格だと思うし、 鹿島やFC東京もすごいのだが、清水の応援はとにかく楽しい。昨年、日本平スタジアムに初めて行ったが、 ほんとうに感心させられた。まだ見たことのないひとは、一度清水の試合に足を運んでみよう。
■そして去年は、各クラブのサポーター達の成長を目の当たりにした。川崎や大宮の応援がすごく良くなったと 思うし、新潟の応援は以前だったら、ただの替え歌合唱団というイメージしかなかったが、場に応じたいい応援を するようになっていた。いちばんしょぼい応援は、ジェフ千葉である。毎試合観に行ってる私が言うのだから まちがいないと思う。

No.1156 2007-03-09
■ノキアの6680の外装カバーを通販で買って、付替をした。元々青だったのを、白にした。
作業前
■↑作業前である。
作業中
■↑作業中。赤いやつは、カバーと一緒に買った工具。
作業後
■↑付け替えが終わったところ。
■「着せ替え携帯」などというのがあるのを見て、なんだそんなもんとか思っていたが、やってみるとなかなかいい。 この携帯電話は、中身も外側もいろいろいじることができて楽しい。

No.1155 2007-03-08
■ネット上でBJトーマスの「Rain drops keep fallin' on my head」のMP3ファイルを探していたら、なんか、 ベン・フォールズ・ファイブの同曲が見つかった。何かライブか、テレビショウのようなところで歌っている。 とてもよかった。
■いま使っている携帯電話は、去年の5月に入手したノキアの6680という型番のやつで、調べるとこれは2005年の 12月に発売になったもので、そんなに新しいものではないのだった。正直なところ、折りたたみ型じゃないやつが これしかなかったので、まあこれでいいかな、と妥協して決めた。0円だったし。ところが、いまさら、この携帯電話にはまっているんである。
■この携帯電話はほんとうにすごい。
■なにがすごいのかというと、なんでもできる。と言っても、機能がたくさん付いてるとかそういうことではなくて、 買った時点ではむしろ、あんまりたいしたことはできなくて、電話とメールとインターネットとカメラくらいしかない。 でも、自分の好きなようにアプリケーション類をどんどんインストールできる。MP3などの音楽ファイルの再生や 動画の再生、ファミコンのゲームもできる。ワードやエクセルデータも使えるしPDFファイルも見ることができる、 とか具体的なことを挙げるときりがないが、コンピュータのような使い方ができる。コンピュータといろいろデータなど連動 して扱うことができ、スケジュールソフトなども便利だ。ウェブブラウザの「Opera」も使える。PDAというやつを私は 持ったことがないが、そういったものに近い使い方ができ、こういうのを「スマートフォン」というらしい。
■そういうわけで、ノキアという会社そのものに興味を持って調べてみると、フィンランドの会社だという。世界の携帯電話のシェアの 三分の一だとか。ほんとうかよと思うが、どうやらほんとうらしい。人口500万人の小国から、ノキアという会社が生まれて 大きくなった背景など知ると、これはたいしたものだ、と思うほかないし、スウェーデンのエリクソンもすごい。モトローラも かっこういいけど、あれはアメリカの会社だそうだ。そして日本の携帯電話業界が、世界的に見ると、あらゆる面で特殊であるという ことも知った。
■それはそれとして、当分この6680を使い続けたいと思った。そう思わせるとても魅力的な携帯電話である。

No.1154 2007-03-04
■テレビで名古屋対千葉の試合を見た。
■あまりにもひどかったので、唖然とした。トルコキャンプでいったいなにをやっていたんだろうかと思うようなだめな 試合である。昨年の後半戦の続きを見ているきもちになり、今年もなかなか勝てない試合が続きそうだ、と、暗澹たる きもちとなるに十分なだめっぷりで、阿部がいなくなったから、とか坂本が、とか、そういう問題ではなかった。 守備がまずだめである。守備がだめだと、攻撃機会も当然減る。点はとられて、点とれず。早い時期に監督交代という 事態もありえるかなと思った。結果は2−0だったが、名古屋がもっとしっかりしてたら、もう2、3点はとられてて 不思議ではない試合だった。というか、名古屋もそんなに、いいと思わなかった。そんな相手に手も足も出なかった。 名古屋まで応援しに行った者たちが気の毒である。
■それとは関係ないが、携帯電話でMP3ファイルが聞けるように、携帯電話にアプリケーションを入れた。 これはなかなかいい。

No.1153 2007-03-03
■「海が見える駅」羽越本線越後寒川駅。
越後寒川駅

■「海が見える駅」羽越本線府屋駅。
府屋駅

■2日夜、仕事が終わってから一度帰って、新宿へ。夜行の快速列車「ムーンライトえちご」で新潟へ。さすがに座席の夜行は もう、そろそろ体がきついからやめようと思った。朝5時少し前、新潟駅着。村上行きの快速に乗り換え。羽越線を 北へ向かい、6時半、越後寒川駅下車。朝早く、海からの風が冷たい。南へ向かう列車で、来たルートを少し戻って、 間島という駅で降り、再び、北へ向かう列車で府屋駅へ。行ったり来たりしたのは、このあたりの海岸の景色がよくて、 何回も見てみたくなったからである。五能線の景色に少し似ている。奇妙な形の大きな岩がそそり立っている。風がなく おだやかで、まるで瀬戸内海のようだった。こんなに波のない日本海をみるのは初めてである。海の水がきれいだった。
■府屋駅から特急いなほで鶴岡まで。30分ほどの乗車だが、特急は18きっぷが使えないので別途乗車券740円と 自由席特急券500円。鶴岡で、先発していた普通列車に追いつくので、乗り換え。酒田駅に11時着。ホームには巨大な 赤と黒の獅子頭のようなものが飾られていて、「粋なまち酒田へようこそ」と書かれているが、獅子頭が粋かどうかは ちょっとわからなかった。ホームには水槽が置かれていて、たぶん金魚だと思うが、駅員総出で、死んだ魚を網ですくう作業を していた。ずいぶん北まで来たはずだが、やけにあたたかい。雪が積もる土地だと思うんだが、まったく積雪はなかった。
おそらく鳥海山
■酒田発の陸羽西線の列車で新庄へ。天気がよくて、遠くにきれいな山が見える。おそらく鳥海山だと思う。海から離れ、 内陸に入ってゆくと、大きな風車がたくさん立っている。風力発電のやつ。さらに内陸へゆくと、最上川が蛇行して流れている。 川くだりの船が何隻か出ており、観光客が乗っているのが見えた。イメージしてたより、最上川というのは水量が多く、川幅も 広い。1時近くになって、新庄駅に到着。ここまではおおむね、列車は空いていた。
■新庄から奥羽本線の秋田行きの普通列車で北上。二両編成の列車は、数人立っているくらいの乗客数で、県境を越えて山形県から 秋田県に入り、湯沢、十文字でかなりの客が下車し、横手からは乗ってくる客がけっこういた。大曲で降りて、田沢湖線の列車に 乗り換え。田沢湖線は、秋田新幹線も走っている路線なので、列車交換や通過待ちが多く、角館、田沢湖、雫石やいくつかの信号所 で長時間の停車があった。田沢湖線というが、田沢湖は見えなかった。牧場で有名な小岩井もこの路線沿いである。いくつもの谷と 川を越え、トンネルをくぐる。山越えの路線を通るといつも思うが、よくまあ、こんなところに線路を敷いたものだ。そんな線路の 上を、秋田新幹線がすごい速さで駆け抜けてゆく。
■夕方になって、盛岡駅に到着。さすがにそこそこ都会である。通過することは何度もあったが、この駅で降りるのは、中学校の 修学旅行以来なので、かれこれ15年ぶりくらいだ。そのときの記憶はまったくないが、おそらく新しく建て直したのであろう、 新しくて立派な、都会的な駅である。弁当をひとつ買った。釜石線直通の快速列車があったので、乗ってみた。へんてこな 経路を走る列車は、なんとうなく乗ってみたくなる。盛岡から花巻駅まではノンストップで、外は暗くなってきたので、 携帯電話で試合経過や結果を見ていた。横浜FCが浦和に引き分けそうだったが、最後力尽きたようだった。花巻駅から釜石線に入り、 新花巻駅で下車。どうやら岩手のこのあたりは、宮沢賢治ゆかりの土地らしく、いろいろモニュメントやみやげ物もそれにちなんだものが あったが、私は宮沢賢治の著作をまだ読んだことがないので、よくわからなかった。駅の入口には「よくおでったなす 花巻へ」と 書かれた横断幕が貼ってあったが、もう帰るところだったので、もうしわけなかった。東北新幹線やまびこで東京へ。空いていた。 盛岡駅で買った「南部わっぱめし」という弁当を食べた。釜飯ぽい感じで、鮭、穴子、玉子焼き、えび、いくら、椎茸、ふき、筍、 蓮根、いんげん、ホタテ、かまぼこ、栗が入っていた。釜飯系の駅弁はだいたいおいしい。ぐっすり寝てるうちに東京に着いた。

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