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No.1792 2013-8-25
■船橋市役所の裏手にある自動車教習所へ。仕事でどうしても車を使わなくてはならなくなって、 ペーパードライバー教習の予約をしてきた。帰りに無印で買い物。
No.1791 2013-8-23
■夜、歯医者。
No.1790 2013-8-17
■イオンで買い物。
No.1789 2013-8-15
湫尾神社
湫尾神社。

反射炉
水戸藩の反射炉(復元)。

那珂湊の魚市場
那珂湊の魚市場。

那珂湊駅
那珂湊駅。

阿字ヶ浦の海水浴場
阿字ヶ浦の海水浴場。

■わけあってこの盆休みは実家に帰省しておらず、ここのところ毎年行っていたRising Sun Rock Festival in EZOにも 行けなかったというこの夏の有様である。ただただ毎日、内地の暑さにやられてぐったりする日々が過ぎていっていた。 あまりにも悔しいのでせめてどこか行って、そんで帰ってこようと思い、なにを思ったのか茨城県へ足を運んだ。 常磐線で水戸の一つ先、勝田まで。この駅で降りて外に出るのは確か初めてだと思う。 西口を出て南西方向へ。真新しいマンションが目に入る。都市部では感じないが、地方の町へ行くと、いい年をした大人の、 しかも男が歩いている姿というのは奇異に見えるのか、町の人が若干怪訝そうな顔でこちらを見てくることがある。 ふつうはみんな、私くらいの年の者は車で移動しているからだ。男が歩いていると不審者注意情報メールが行政から発せられる 時代である。
■10分も歩けば市街地が途切れ、田園地帯に出る。駅から歩くこと20分強、木立の中にある湫尾(ぬまお)神社に到着。 祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)で、創建年代は不詳だが、現在の社殿は1648年に再建されたものだそうだ。 それほど大きな神社ではないが、見所としては神社ではめずらしい、屋根が茅葺の拝殿あたりだろうか。 わざわざこの神社を訪れた理由は、所在地を見てもらえば気づく人もいるかもしれぬ。
茨城県ひたちなか市武田字塙584。
地名が「武田」なのだった。
武田といえば山梨で、以前、韮崎の武田八幡宮や甲府の武田神社には行ってみた。 源義清がここ武田郷で初めて武田を名乗り、後に甲斐の国へ行ったということである。 『茨城県神社誌』によるとこの神社は「武田郷の鎮守武田大神宮と称し、元禄年中水戸藩主徳川光圀神鏡を納む」のだそうだ。 義清が武田氏を名乗ったからこの地が武田郷になったのではなく、武田郷の支配者になったから武田を名乗ったのであって、 地名の方がずっと古い。鳥居のわきには「甲斐武田氏発祥の地」という石碑が建っている。 せっかくなのでお参りしていこうと拝殿の前まで行くと、地面のタタキに、なにか書かれた紙が貼ってある。
「スズメバチ注意」
なんておそろしい神社なんだ。お賽銭を入れたらハチが前方の上のほうに飛んでいる姿が見えたので、そそくさと去る。
(※追記:この後9月11日、湫尾神社で不審火による火災があり、拝殿が全焼したらしい)
■神社の裏手には武田氏館というのがあったので、行ってみた。竹下総理大臣時代の「ふるさと創生事業」で建てられたもので、 鎌倉時代の地方豪族の館を参考にしたそうだ。このあたりから出土した奈良時代〜鎌倉時代あたりの土師器や須恵器、 馬小屋や鎧をまとったマネキン、その他文献などなどの資料が展示されているが、まあ地味である。 わざわざ行くほどでもないが、歴史が好きで時間に余裕があればどうぞ、という感じ。駅までまた歩く。暑い。
■勝田駅まで戻り、ひたちなか海浜鉄道に乗車。JR勝田駅の片隅に間借りするようなホームにぽつんと一両だけ停車している。 この鉄道会社について少し調べてみたら、いろいろ複雑な経緯を経て、現在は湊線という一路線、勝田〜阿字ヶ浦までの14.3kmを 保有する第三セクターの鉄道会社らしい。1990年まで、上野駅からの直通列車もあったらしい。そのため駅のホームは 長い編成の列車が停車できるように長くつくられているが、いまではその長さを持て余している感がある。1日フリー切符というのを買った。 前の月に乗った江差線の、廃線前に乗っておかないとという鉄道オタク系しかいなかった車内の雰囲気とはぜんぜんちがって、 地元の人が、地域の足として使っている様子が感じられた。ひたちなか市内をぐるっとV字ぽい経路で巡る路線で、 勝田駅からいったん南東へ向かい、そのあと北東へ向かう路線となっている。 勝田の市街地を抜けるとあとはほとんどのどかな田園地帯の中を走る。途中で目立った乗降のないまま約20分ほどで、 途中駅の那珂湊に到着。
■那珂湊は、那珂川が鹿島灘に注ぐ河口に位置した町で、大きな漁港があるので、魚市場もけっこう有名みたいである。 駅を出てまず、漁港とは反対の方向へ。駅からほど近い、町の高台にある場所に水戸藩の反射炉を見に行く。 幕末、日本沿岸に船影を見せるようになった外国船に対抗できる西洋式大砲を鋳造するため、水戸藩第9代藩主徳川斉昭により築造されたらしい。 火炎を炉内で放射させ、1200℃〜1600℃の高温を効率的に保ちながら加熱し鉱石や金属を製錬・溶解する炉のことを反射炉というのだそうだ。 いま現存しているのは昭和12年になってから復元されたものだが、それでも復元から75年は経っているので、昔からあるような風情だ。 青い空に向かって聳える二本の反射炉の塔の姿は凛々しい。ここで造られた大砲は、東京の台場にも運ばれたそうだ。 歴史的な建造物に関しては近年、かなり意識も高まって、いろいろ議論されるようになったし、実際、行政からの支援もあって保存や修復がされるようになったと 感じるが、こういった近代の産業遺産も、実物を後世に遺すという意義は大きいと思う。
■駅前から東へのびる大通りを歩き、海の方向へ。やけに車が連なって渋滞してるなと思いながら歩いて漁港まで着いたら、車の列の先頭がここだった。 魚市場へ向かう車で渋滞していたのだった。魚市場はとても賑わっていて、大勢の人が行き交っている。魚介類のにおいが漂う。店がいくつも軒を連ねていて、 魚を運ぶフォークリフトや氷を運ぶ小さな重機みたいのも行き交う。何か買って帰ろうかなと思ったが、電車だと魚を持って帰るのはちょっとためらう。 いろいろ見て回ったが、やっぱり函館あたりで売ってる魚とはだいぶ種類がちがうなと思った。けっきょく、この港で水揚げされていないであろう魚の焼き魚定食を食べて帰った。 でもおいしかった。歩いて那珂湊駅へ。魚市場への通りはまだ渋滞している。さっきよりも渋滞が伸びている。那珂湊駅は、都市部の駅とはちがう、昔ながらの雰囲気を色濃く残していて、 いい雰囲気だ。ここから再び鉄道に乗ってさらに先へ。終点の阿字ヶ浦まで行く。10分少々で到着。同じ列車には、海水浴に行くらしい地元の若者も乗っていた。
■阿字ヶ浦駅は、線路の終端が見える、終着駅らしいたたずまいの駅で、駅前は住宅が並んでいる。バスが入ってこれるほどではないが、ちょっとした広場くらいのスペースがある。 背丈の高い草の生える空き地の横を抜け、坂の小路を下りていくと白い砂浜に出る。海の家的なものやホテル、旅館、海水浴客用の駐車場が道路沿いに並ぶ。 砂浜には大勢の海水浴客。場所柄、どうしても原発のことが頭をよぎる。でも海と砂浜と空はとてもきれいだった。みんな楽しそうに思い思いに遊んでいる。 しばらくぼんやりと海を眺める。岸壁で固められた海より、やっぱり砂浜はいいなと思う。神奈川の黒い砂浜より、茨城の白い砂浜のほうが見た目はきれいだなと思う。 駅に戻り、炭酸の飲料を自動販売機で買って飲む。発車を待つ列車には孫を連れたじいさんが乗っているだけだった。勝田まで戻る。
■勝田駅の東口から歩いて数分の場所にあるサザコーヒーの本店へ行く。茨城県内と関東に数店舗の支店を持つらしい。まったく知らなかったが、 なかなかの評判なので行ってみると、広い店内に、午後のはんぱな時間にも関わらず人がたくさんいて、にぎわっていた。コーヒーもそれほど高くない。 一杯だけ飲んだが、すっきりしてておいしかった。店内の雰囲気も従業員の感じもよかった。 勝田駅始発の特急に乗って帰る。柏まで行って常磐各駅、新松戸から武蔵野線、西船橋乗換えで津田沼。ちょっとした遠出でも、満足した。
No.1788 2013-8-13
■用事があって銀行へ。世間は盆休みだが銀行は暦通りの営業なのか、開いている。 直接関係ないが、ATMの手数料がどの銀行も横並びである。どこか値下げして安くすりゃいいのにと思う。 土日に営業してる銀行が一つや二つあってもいいのにとも思う。
No.1787 2013-8-12
■用事があって市役所へ。盆休み期間だが平日なので役所はやっている。人は少ない。
No.1786 2013-8-11
■東武野田線で馬込沢まで行って墓参りへ。
No.1785 2013-8-10
■暑い。38度くらいだった。柏のおいしいコーヒー屋へ行く。
No.1784 2013-8-09
■夜、歯医者。
No.1783 2013-8-06
■「カーサの猫村さん 旅の手帖」を買ってきた。読む。おもしろかった。
No.1782 2013-8-04
■IKEAの新しいカタログが届いた。高級志向の、高価な製品ラインが追加されている。
No.1781 2013-8-01
■「木曜日のフルット」第3巻が出ていた。おもしろかった。
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