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No.1211 2007-7-30
■最近ちょこちょこ、夜テレビでツール・ド・フランスを見ていた。初めて見たのは確か学生の頃だったと思う。深夜、ぼんやり起きていて、 ふとテレビをつけたときに、やってた。なんだかおもしろいな、と思って、それ以後、毎年見るようになった。一時、あんまり地上波で放送しないな、 と思っていたら、今は「J SPORTS」という有料のチャンネルで放送しているようで、家では「J SPORTS PLUS」というチャンネルでの放送を見ていた。 山岳地帯を走る山越えのコースもおもしろいし、田園の中を走るのも、市街地を走るのも、見ていておもしろい。いままでがどうだったか、あんまり覚えてないが、 今年見ていて、いろいろなアングルでコース周辺の景色を映していて、それがよかった。パリの市街の美しさにも圧倒されるが、郊外の小さな町並みも、 品があっていい。私はマラソンとか駅伝を見るのはあまり好きではないが、自転車が走っているのを見るのは、なかなか好きである。スピード感がいいのかもしれない。 かなりのスピードで、時には100人以上の集団が走って行く様など、すごい迫力だ。チームプレイもあって、よくわからないが、チームのエースをサポートしたりしているようだ。 スピード感といっても、F1などの自動車のレースは、ぜんぜん興味がない。どこがおもしろいのか、わからない。何回もおんなじところぐるぐるぐるぐる回っている。 見てて眠くなる。だいたい、F1のことをスポーツ扱いしているのが気に入らない。あんなのスポーツじゃないと思う。競馬もスポーツじゃないと思う。 相撲はぎりぎり、スポーツに入れてもいい気がする。
■話は変わる。47都道府県達成したが、その中で、石川、山口、大分、宮崎は、滞在時間がかなり短かったので、この四県には、 改めてもう一度足を運ぼうと思っているのだった。あと、全都道府県に宿泊、というのも一つ、目標にしてもいいかもしれない。今まで宿泊したのは、 住んだ場所も含めると、北海道、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、新潟、茨城、栃木、千葉、東京、神奈川、長野、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、 岡山、鳥取、島根、広島、徳島、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄の30で、残りが群馬、埼玉、山梨、静岡、岐阜、富山、石川、福井、 兵庫、奈良、和歌山、山口、香川、高知、佐賀、大分、宮崎で、17ある。千葉に住んでいると、埼玉などは、泊まる機会が無さそうだ。
No.1210 2007-7-25
大曽根浦の漁港 ■22日の話。
■朝早くに起きて尾鷲駅から、下りの始発列車に乗った。早朝だが既に駅員さんがいたので、18きっぷに日付印を入れてもらう。乗客は他にない。 一駅戻って、大曽根浦駅で下車。太陽はまだ低いが、朝から蒸し暑い。駅舎など無く、ベンチに屋根がかかっているだけのこの駅は、ホームの上から、 朝靄の漁港と、その背後に低い雲がかかった山が見渡せる場所にある。ホームの端のほうに、海へと流れていく小さな川があり、あたりは、 その流れる水の音しかしない。紀伊半島をぐるっと廻って車窓を見てきたが、ちょっとした入り江や湾に小さな漁港を持つ小さな町が点在していて、 ごつごつした岩の多い海岸線は、山陰本線から見える海に少し似ていた。この大曽根浦も、そういう町の一つのようだ。漁港まで歩いて行ってみると、 日曜日だからか、漁船は動いてないが、防波堤の上には釣り人が数人来ている。朝のジョギングをしているおっさんが、おいっす、と挨拶してくるので、 おはようございます、と返事した。散歩のばあさんも、おはよう、と言ってくるので、おはようございます、と挨拶した。画像は、早朝の大曽根浦の漁港。
■上り列車に乗車。一時間半ほどかかって、多気まで行く。乗客は主に中学生、高校生だが、長い距離は乗らず、数駅で降りてゆく。乗っている間はうるさい。 乗降の様子を見ていると、このあたりの人の流れは、新宮、熊野市、尾鷲、紀伊長島、三瀬谷、といった駅がどうやら境目になっているようで、 降りた人数と同じくらいの乗客が乗ってくるが、それ以外の駅からは、あまり乗ってこない。和歌山県内では、山の斜面を段々にしたみかん畑をよく見かけたが、 三重県内では、茶畑がちょこちょこあるのがみえた。紀伊長島を過ぎたあたりから徐々に海から離れ、線路は内陸へ向かい、かなり険しい山中をゆく。
■多気駅で名古屋行きの快速「みえ」に乗り換え、すぐ松阪で下車。一月に松阪に来たとき、時間がなくて乗れなかった名松線に乗り換え。一両だけでの運行だが、 それほど混んでいない。初めて乗る路線なので、どんな景色だろう、と思って乗っていた。最初のうちは、それほど変哲のない、のどかな田舎の風景だったが、 30分弱走り、伊勢大井という駅を過ぎたあたりから川と並行して走るようになり、徐々に山深い景色になってゆく。雲出川という不思議な名前の川である。 途中、一志という駅から、お菓子のベビースターラーメンの会社である「おやつカンパニー」の本社が見えた。突然、30人くらいの中学生の団体が乗車してきて、 車内はとても混雑したが、伊勢大井駅でみな降りていった。ジャージには「三重大学付属中学校庭球部」と書いてあった。近くの中学校で、 テニスの大会のようなことをやっているのが見えた。雲出川がぐねぐねと蛇行していて、川に沿って線路もぐねぐね曲がって、時々橋で川を横切る。 川底の石がはっきり見えるきれいな水が流れていて、大きな岩がごろごろしている。線路沿いの斜面や平らな土地では、茶の栽培があちこちで行われていて、 麦わら帽子をかぶったじいさんが茶畑で剪定をやっているのが見えた。山と川の間の平地には水田のある集落が点在していて、家並みが見えてくると駅があって、 一つ一つ停車していくが、途中から乗ってくる者はほとんどいない。川原では、水遊びをする親子や釣りをしている者、よくわからないが、 川の中州でなにかを焼いて白い煙をもくもくと上げている者などが見えた。伊勢八知という駅のあたりで突然、さびれた遊園地のようなのが見えてきて、 隣にはウォータースライダーのようなものや、流れるプールみたいなのがあって、そこは人がたくさんいた。「火の谷温泉」と書かれた建物もある。 駐車場にはたくさん車がとまっていた。山の中に突然、リゾート地みたいな一帯が出現したので驚いた。
伊勢奥津の古い家並み ■一時間少しで、終点の伊勢奥津駅に到着。名松線は元々、松阪と名張を結ぶ計画だったが、途中の伊勢奥津まで開通したあたりで、 近鉄線が名張と松阪間を開通させたため、それ以上工事は行われず、今に至っているとのことである。線路と並行している国道368号線に設置されている道路標識には、 この道の先に名張があるということが表示されている。駅の周囲はひっそりしていて静かで、停車している列車のエンジンの音だけが響いていた。駅舎はとてもきれいで、 おそらく最近建て直されたのだと思う。町のコミュニティセンターのような施設が併設されているが、シャッターなど全て閉じられていた。駅の中には小さい待合室があり、 壁に造り付けられたベンチには、座布団が置かれていた。駅ノートもあった。駅前の駐車場を、猫が一匹、てくてく歩いて横切っていた。名張行きのバスが、 駅前から一日三本出ているようである。駅前のゆるい坂道を突き当りまで歩いていくと、突然、木造の古い家並みが現れて、予想してなかったので、なんだか驚いた。 「伊勢本街道 奥津宿」という木の立て札があった。宿場町だったのだろう。画像は、伊勢奥津の古い家並みのうちの一つ。
■駅に戻って、松阪行きに乗車し、松阪まで戻る。途中、家城という駅で、列車の交換待ちの時間があったので、ちょっと外に出てみると、強い日差しが照りつけて、 とても暑い。駅の周辺は水田だった。松阪駅に着いて、昼を過ぎていたので、駅の「汽笛亭」といううどん屋できしめんを食べた。260円と安かったが、 シンプルでおいしかった。亀山行きの普通列車に乗り換え、亀山で名古屋行きに乗り換え、四日市で下車。駅の構内は、何本も引込み線が敷かれていて、とても広い。 工業地帯だからだろう。駅舎は大きく立派なものだが、がらんとしている感じがした。四日市始発の名古屋行きに乗り、新幹線に乗り換え。階段を上がり、 新幹線のホームに出ると、浴衣姿の力士が数人いた。名古屋で相撲やってたようだ。新幹線では、となりにフランス人らしき二人組が座ったが、 車内販売が来るとそのフランス人は「コーチンの弁当ありますか?」と言っていた。品川で降り、快速で津田沼に帰った。
No.1209 2007-7-24
■この土日(21日、22日)の話。
■金曜日、仕事が終わって一度帰宅して、食事してシャワーしてから東京駅へ。東京23時ちょうど発の夜行急行「銀河」で新大阪へ。 銀河は、東京−大阪間を夜の間に走る寝台列車で、新幹線なら二時間半のところを、八時間かけてのんびり走る。どんどん姿を消してゆく夜行列車の中でも、 かなり長い歴史を持っている列車で、現在使われている車両もかなりぼろくなってきていて、しかも東京−大阪間は格安の夜行高速バスも各社たくさん走っている状況では、 あえて銀河で移動しようという物好きはかなり少ないようで、そう遠くない将来、この銀河も、廃止されるのだと思う。そうなる前にどうにか一度、乗ってみたい、 と思っていたのだった。先週の金曜日に乗ろうと思って指定券を買っておいたら、ちょうど台風が来たので予定を延期して、ようやくこの週末、でかけることにした。
■私が着いたときには既に、東京駅13番ホームに銀河が入線していた。濃い青色の列車の中ではもう浴衣に着替えてビールを飲んでいる者の姿も見える。 同じホームから銀河の後に発車する「ムーンライトながら」を待つ者たちがホームのキオスクで買い物をしたり、座って待ったりしている。 ちょうど青春18きっぷの利用期間最初の週末なので、ながらはたいへんな盛況だろう。私はもうあれには乗りたくない。それはともかく、ながらではなく、 銀河に乗って西へ向かえるのは、なんだかうれしい。予想に反して、銀河も満席というアナウンスであった。たしかに乗客は多かったが、ながらの客とちがって、 みな早々と眠っていて、静かである。0時頃まで起きて、ぼんやり外を見ていた。駅に着くとあわてて窓のカーテンを下ろして、走り出すとまた開けたりして、 そんなことをしているうちに眠くなってきたので、寝た。がたがた揺れるが、慣れればべつにどうということはない。起きたらすっかり夜が明けていて、 大津に到着するところだった。
■身支度をして、新大阪で下車。おそらく、もう二度と乗ることのないであろう銀河が、終点の大阪に向かって走ってゆくのを見届けたあと、 和歌山行きの特急に乗り換えるため、関空、和歌山方面行きのホームへ向かった。売店の土産物の菓子のパッケージに、よくわからないが、 芸人の写真がどんと大きくプリントされていて、さすが大阪である。新宮行きの特急「スーパーくろしお」は、白地にエメラルドグリーンのラインが入り、 南紀の海をイメージさせるが、あいにく、予報では雨模様だという。折り返し運転なので、車内清掃が終わるのを、ベンチに腰かけて待っていると、 熊本・長崎からの寝台特急「なは・あかつき」が到着した。去年、京都からこれに乗って熊本まで行ったときは気づかなかったが、この列車も相当、 外観がぼろくなってきていて、どうにかしてやったらいいのに、とか思っているうちに、数人の客を降ろして終点の京都へ向かって出発していった。
■スーパーくろしおは、なかなかの乗車率で、家族連れや女性のグループが多く乗っていた。おそらく温泉地などへ行くのだろう。大阪環状線から天王寺で阪和線に入り、 紀伊半島へ向けて南へ。この路線を通るのは、学生のとき、関空から彦根に向かうときに一度乗って以来で、夏の晴れた暑い日だったように記憶している。 沿線の風景などはまったく思い出せないが、たしか新快速のような列車に乗ったような気がする。関空への分岐駅である日根野以南が、今回初めて乗る区間で、 大阪と和歌山の境あたりでは、かなり人気のない場所を走り、大阪からちょっと行っただけでこんなさびしい場所があるのか、とか思ったが、 通過する駅のホームには、列車を待つ人がたくさんいて、さすが大都市圏である。
■和歌山駅には9時少し前に到着。ホームに降り立ち、このとき、47都道府県踏破を達成した。47番目が和歌山県になるというのは、残り数県になった時点で、 少し予想していたが、ともかく、漠然と、30歳までに達成できたらいいなと思っていたので、間に合ってよかった。と、そういうことを考えたのは、翌日、 家に帰ってからのことで、和歌山駅に着いたときには、次に乗る列車のホームは何番かなとか、昼ごはん買っておこう、とか、そういうことだけで、まあ、 案外そういうものかなと思う。ここから、18きっぷを使用した。
■和歌山までは阪和線で、和歌山から南へは紀勢本線となる。南へ向かう前に、枝線のようになっている和歌山−和歌山市間に乗ってみた。途中、紀和という駅があり、 工事中だった。6分ほどで和歌山市駅に到着。南海電鉄の和歌山市駅の片隅にJR線のホームが、間借りして隅っこに肩身の狭そうな感じで、ある。外に出てみると、 大きくて立派な駅だ。ホームにかかる屋根の鉄骨も、なんだか格調あるものに見える。南海電鉄は和歌山から大阪の難波までの路線の他に、たしかフェリーも運航していたと思うが、 阪急、近鉄、阪神、京阪は利用したことがあるが、南海は鉄道も船も、縁がなく、一度も利用したことがない。和歌山駅へ戻り、紀勢本線の列車に乗り換え。 ボックス席の列車で、あまり混んでないが、東南アジア系の外人のグループや、朝から酔って大声でなにかわめいている老人、歌う高校生など、なんとも混沌とした車内だ。途中、 海南というそこそこ大きな町の駅が見えた。
■湯浅駅で下車。醤油の醸造業で栄えた町のようで、古い蔵などが今でも残っているというのを知り、見にいきたくなったんである。熊野古道がこの町を通っているようで、 そういった看板が道に立っていた。古い商家や蔵が立ち並んでいて、宿場町ともまたちがった風情である。運送に使った堀も残っていて、なかなか落ち着いたいい町並みである。 まだあまり観光化されていないようで、訪れる者もまばらで、ゆっくり見て歩くことができた。観光化されていないせいか、古い建物があまり補修もされていないようで、 屋根や壁や建具など、傷みが少なからず見られるが、どうにか町や県の補助など出るといいのだが。細い路地があちこちにあり、歩いてみると、なんだか懐かしい感じで、 かつてどこもこんな路地がいっぱいあったのではないか。いまは、都市計画、とか、防災、とか、交通の円滑化とか、そういった名目で、道路は広いほうがいい、ということになっているが、 せまい道を歩くのは、なんだか楽しいから、あんまり道路整備しなくてもいいのに、と思う。車に乗らないから、そう思うのかもしれぬ。駅前のパン屋は、 月・水・金のみ営業と書いてある。新メニューがどうのこうのと書いたのも貼ってあって、やる気あるのかないのかわからない。蔵のそばを通ると、濃厚な醤油の香りがする、そんな湯浅町だった。
■湯浅駅から、南へ行く列車に乗車。隣の駅は「広川ビーチ」という駅だったが、見た感じ、ビーチなどまったく見えない、山の中の駅だった。少し走ると、はるか遠くに海が少し見えたが、 海水浴だ、とか意気込んで列車でこの駅に来たら、ぼうぜんとするのではないか。上り線と下り線の線路の間隔がやけに広くとってある区間が多くて、なんでだろう、と考えているうちに、 終点の御坊駅に到着。紀伊田辺行きの列車に乗り換え。空いていたので、和歌山駅で買った「めはり寿司」というのを車内で食べた。炊き込みご飯を、高菜やわさびの葉の塩漬けでくるんだ、 和歌山の郷土食とのこと。関西ではたしか、炊き込みご飯のことを「かやくごはん」と言った気がする。「かやくごはん」というのも、なかなかおいしそうな感じがして、いい。 で、めはり寿司は、おいしかった。塩漬けの葉とかやくごはんがとても合う、素朴なおいしさだった。食べてから窓の外を見ていると、赤くてカエルの形の大きな橋があって、びっくりした。 なんだあれは。ようやく、海が見える区間に入った。雨は降らず、天気はどうにか持ちこたえている。ずっと海を眺めていた。空がどんよりしているので、あまり青くないが、おだやかな海だ。
■終点の紀伊田辺で、新宮行きに乗り換え。二両のロングシートの列車は、かなり空いていた。きれいな海岸線を長い時間見ることができる区間だが、窓を背にして座っているので、 最初のうちは体をひねったり、首をひねったりして外を見ていたが、それがやになったので、立ってドアの窓から外を見ていた。見老津(みろづ)という駅で列車の交換待ちがあったので、 ホームに降りてみると、高台にある駅から海を見下ろすことができて、いい駅だった。ここで降りてゆっくり時間をとればよかった。調べが足らなかった。いつかまた機会があれば、 改めて訪れることができたらいいな、と思う。和深(わぶか)という駅で下車。ホームから海が見渡せる気持ちのいい駅である。ここに来て、太陽が出てきた。海が青く光っているのを見ることができてよかった。 でも、かなり日差しが強くて蒸し暑い。南国ぽい空気になった。跨線橋に上がって浜辺を見下ろすと、サーフィンをしている者が数名見えた。駅前には、フェニックスというのだろうか、 いかにも南国といった具合の大きな木があり、駅の目の前には、おそらくかつて商店だったと思われる建物が一軒、さびたシャッターを下ろして建っていた。シャッターには無造作に選挙のポスターが貼られていた。 駅のトイレの入り口のわきには、なにかわからないが、巨大な虫が二匹、とまってじっとしていた。
■和深から三駅ほど戻って、周参見という駅で下車。駅舎の外壁には、マグロやカツオや鯛などの絵が大きく全面に描かれていて、ちょっとやり過ぎな感もあるが、子供は喜ぶかもしれない。 この駅で降りたのは私のほかにおばあさん一人だけで、おばあさんは真っ赤なショッピングバッグを抱えて、駅前の自宅に入っていった。おばあさんがドアを開けたら、大きな犬がいきなり出てきて、 おばあさんではなく、なぜか私のほうに、へっへっ、と言いってしっぽをふりながら寄ってきた。ちょっと困った顔をしていると、おばあさんが笑っていた。猫も出てきた。おかしかった。駅からまっすぐ歩くと、 海に突き当たる。芝生と砂浜がきれいに整備された公園になっていて、すぐ近くの沖に、こんもりした小山のような島があって、ふもとに赤い鳥居が立っているのが見える。おっさんが散歩し、親子が砂遊びをしていた。 駅に戻った。駅の中に大きな水槽があり、奇妙な大きな魚と、大きな海老がいた。イカについての展示もあった。駅舎は近代的なデザインで、おそらく近年、新しく建て直されたのだと思う。 ホームに出ると、小さい男の子と父親が、携帯電話のカメラで何か撮っていた。新宮方面行きの特急に、短い区間だけ乗車。見老津、和深を通過し、串本で普通列車に乗り換え。 串本駅には「ようこそ 本州最南端の町 串本へ」と書かれたものがいくつか貼ってあった。またしばらく、美しい海岸線を見ながら南へ走り、湯川という駅で下車。
■駅名のとおり、ちかくには温泉があるようだが、近くの紀伊勝浦や白浜などの温泉地に比べると、それほど知名度がないのかもしれない。駅前には商店と喫茶店が一軒ずつ、民家が何軒かあるだけで、 大きくがらんとした駅の前に自転車が二台とめてあるだけの駅だが、この駅のすごいところは、ホームから海水浴場がすぐそこに見えることで、カーブを描く海岸が良い海水浴場になっているようだ。 泳いでいる者の姿はなかったが、どこかのおやじが、浜辺に腰かけて犬と遊んでいた。その様子を見ていたら、犬がこっちに向かって吠えた。どういうわけか、どう考えても利用者が多いとは思えないこの湯川駅だが、 やたらとホームが長くて、長い編成の特急列車も停車できそうなほどだが、実際使われているのはワンマン運転の各駅停車だけで、長いホームをもて余しているようだ。ホーム上には雑草がかなりの背丈まで伸びてしまっている。 すぐ脇の小山に繁る木々の緑が反射しているせいか、海の色が濃い緑色に見えた。
■一駅戻って、太地という駅で下車。ここの駅も、壁に絵が描かれていて、今度は鯨である。「古式捕鯨発祥の地」だそうだ。いまひとつ興味をひかれないが、他にアピールするほどの観光資源もないのだろう。 「那智黒」という黒飴のメーカーの工場を見学できるらしいことが駅前の看板でわかったが、たぶんとつぜん行っても見れないと思う。ちょっと歩くと、太地町と那智勝浦町の境があり、川沿いにしばらく歩くと、 森浦という、海がかなり内陸まで入り込んだ湾があり、湖のように見える。「落合博満野球記念館」が3.5キロ先にあるという看板が立っていた。このあたりは、景色を見ると山に囲まれていて、 標高が高い場所のような感じがするが、町のあちこちに「津波注意」「ここは標高2.5メートル」とか書かれたものが貼ってある。おそらく、内陸まで入り込んだ湾に津波が押し寄せると、 地形的にかなりたいへんなことになるのだろう。過去にあったのだろうか。とにかく、津波に対する意識が高いようで、駅などいくつかの場所で、津波の際の避難場所を示した地図が貼られていた。 駅前の広場では、路線バスの運転手が、外に出て、口笛をふきながら丁寧にバスの車体を拭いていた。
■太地から新宮まで、短い区間、特急を利用。短い利用の場合は当然自由席だが、喫煙車両のほうが空いていることが多いので、たばこは吸わないが、そっちに座る。20分ほどで新宮駅に到着。 かなり暗くなってきたが、西日本は幾分、日が沈むのが遅いようで、まだ外の様子が見える。新宮駅に着く少し手前で、かなり長い間、まっすぐ続く砂浜が見えた。たぶん「王子が浜」というのだと思う。 とてもいい海岸だった。新宮から普通列車の紀伊長島行きに乗り換え。すっかり日が暮れて、海にはいくつか、漁船の灯りが見える。途中、熊野市駅で高校生の乗降があったが、基本的には最初からずっと、 がらがらだった。尾鷲駅に着き、下車。駅の近くのビジネスホテルに宿泊。テレビをつけると、アジアカップの日本対オーストラリア戦が延長戦に入っていた。天気予報を見たり、 適当にチャンネルをかえながら見てたら、いつのまにかPK戦まで終わっていた。
■22日のことは、また後日書くことにする。
No.1208 2007-7-22
大曽根浦駅
■「海が見える駅」紀勢本線大曽根浦駅。
■平成13年夏の青春18きっぷのポスター撮影地となった駅。向こうに、朝もやに霞む漁港。

伊勢奥津駅
■名松線終点、伊勢奥津駅。さびた鉄塔のようなものは、蒸気機関車時代の給水塔らしい。

No.1207 2007-7-21
湯浅
■和歌山県有田郡湯浅町。大仙堀と醤油醸造蔵。
■和歌山県に降り立ち、47都道府県訪問を達成した。2003年頃、なんとうなく、全部の都道府県に足を踏み入れよう、と思い立ってから4年、 ようやく一つ目的を果たした。

和深駅
■「海が見える駅」紀勢本線和深駅。

湯川駅
■「海が見える駅」紀勢本線湯川駅。

No.1206 2007-7-18
2006年元日の青海川駅
■14、15、16の三連休はほとんど家にいた。こんなにどこも行かない連休は、とてもひさしぶりな気がするが、たまにはいいものである。懸念していた台風も、 一時的に風雨がはげしくなったが、たいしたことがなかったので良かったが、九州など、たいへんだったようだ。そして、いちばん雨がはげしいときに、 うっかりちょっと外出してしまったこの私だ。とてもずぶぬれになった。台風を体感した。家のテレビでナビスコカップの試合を見ていた。準決勝には、 ガンバ、マリノス、川崎、鹿島が勝ち進んだ。どの試合も見応えがあっていい試合だったが、終わってみれば順当と言っていい結果となった。ただ、どの試合も、 台風による雨風の影響が大きかったので、できることならベストなコンディションで試合をさせてあげたかったなとも思った。
■そして新潟でまた大きな地震があり、大きな被害が出て、気の毒だ。2004年に大きな地震があったばかりなのに、たいへんだ。昨年末、 越後川口駅の近くのスーパーに立ち寄ったとき、「震災復興二周年感謝セール」とチラシが貼られていたのを思い出し、なんとも、やるせない気持ちになる。 そして信越本線の青海川駅での崖崩れの映像を見て、とてもショックだった。2006年の元日、私はあの駅を訪れて、見渡す限りの青くて美しい日本海に感動した。 崖崩れの映像では、崩れ落ちて海に土砂が流れ込み、海面が土色ににごっていた。線路が完全に埋まってしまってるので、復旧には相当な日数を要するのではないか。
■画像は、2006年元日の青海川駅。
No.1205 2007-7-14
■連休なので、少し前から、遠出する計画を立てていたのだが、悪天候のため、延期した。よりによって三連休に台風が来るなんて、ついてない。 どうせなら平日に来て、電車が止まれば仕事行かなくて済むのにと思うが、なかなか思うようにはいかない。あまり関係ないが、大きな地震も、土日に多いような気がする。
■そういえば、先日ここで、夏の18きっぷのポスターの撮影場所はどこだろうか、というようなことを書いたが、津田沼駅に、 ポスターと同じ図柄の18きっぷのパンフレットがあったので確認したところ、小さな文字で「北上線 ゆだ錦秋湖〜ほっとゆだ間」と書いてあった。 北上線は、岩手県の北上と秋田県の横手を結ぶ路線で、去年の4月に利用したが、そのときは、4月でもまだ雪がかなり残っていて、さすが東北だと思った。 山の中を走る路線で、車窓はあまり印象に残っていないが、湖のあたりはいい景色だった。今思えばあれがおそらく錦秋湖だったのだろう。
■夜はテレビでJ2の試合やナビスコカップの準々決勝を見ていた。西が丘でのヴェルディ対山形の試合など、行きたかったが、 さすがに合羽を着てまで見に行く気力はなかった。今のヴェルディの観客数だと、西が丘でやるのがちょうどいいのではないか。スタジアムがいい雰囲気だった。 ガンバが浦和相手に点をとりまくっててすごかった。
No.1204 2007-7-13
赤い空
■夜、空が赤かった。携帯電話のカメラで撮影。携帯電話にはカメラなんてついてなくていいのにと言ってるわりにはたまにこうやって使っている。 携帯電話で撮影するのは、とてもはつかしい。他の人が、携帯電話をかざして撮影している姿を見ると、なんだかばかに見える。それはそれとして、 7月も半ばになろうとしているが、まだあまり暑くならなくて、とても助かる。夏なんてなかったらいいのにと思う。
■ところで、木曜日の夜、いつの間にか津田沼駅の近くにできていた沖縄料理屋に行ってみた。店の名前はたしか「はいさい」だったと思う。 北口を出てヨーカドーのほうに向かって線路沿い、ちょっと歩いたところ。値段高くていまいちだった。店は繁盛していた。
No.1203 2007-7-08
習志野市秋津総合運動公園サッカー場
■なでしこリーグディビジョン2第10節、ジェフ千葉レディース対福岡J・アンクラス。秋津総合運動公園サッカー場。
■午前中は、テレビでワールドユースの日本対ナイジェリアの試合を見ていた。若い選手達が必死でがんばっていた。 津田沼駅の南口からバスで新習志野駅まで。歩いて秋津へ。秋津のサッカー場は、家から一番近いサッカー場。試合の前に、 新習志野の駅前にあるショッピングセンターに立ち寄ったら、日曜日だからか、家族連れが大勢いて、くそがきどもがやりたい放題やってて、 日本はもうだめだと思いました。子供が馬鹿なのは仕方ない。それを叱らない今の親って、馬鹿なんだろうか。彼らが日本人かどうかは、わからないが。
■で、まあ、それはともかく、秋津のサッカー場は、地図で見ると新習志野の駅から距離的にとても近く見えるが、実際は、 東関東自動車道と国道357号を挟んだ向かい側にあって、歩道橋を渡るためにはかなり迂回しなくてはならないので、少し歩く。午後一時からの試合。 私は今まで女子サッカーというのをほとんど見たことがなかった。テレビで女子日本代表の試合をちょっと見た記憶はあるが、生で観戦するのは初めてである。 相手は福岡J・アンクラスだが、私はこのチームについて、まったく何も知らない。初めて聞いた。試合が始まり、どんな感じだろうか、と思っているうちに、 いきなりジェフレディースにPKのチャンスが訪れ、よくわからないうちになんなく先制。前半はそのまま、ジェフが押し気味で試合をすすめた。後半、 突然福岡の動きがよくなり、前線からプレスをかけてくる。福岡がいい形でサイドからのボールを中央で合わせて、1−1の同点。一進一退の展開が続いたが、 後半残り数分のところで、ジェフが勝ち越しのゴールを決めて、2−1で勝利。
■初めて女子サッカーを観戦しての印象をいくつか挙げると、運動量、トラップの技術に関しては、とても高いレベルであること、 ジェフの選手はあまり声を出していなかったが、福岡の選手は、声を出し合うのはいいが、 選手それぞれ同時にいろいろばらばらなことを言ってたこと(例えば、つないでいこう、と言う者もいれば、前に蹴っていこう、という者もいる、など)、 キックの力が弱いせいか、コーナーキックやフリーキックから得点の予感があまりしないこと、どの選手も非常に落ち着いて周りがよく見えているが、 パスの精度があまり高くないこと、レフェリーのジャッジに対する異議がとても少ないこと、など。あくまでも女子の二部リーグなので、高いレベルを求めるのは、 少々酷かもしれないが、観戦に耐えうる、いい試合だった。たまたま面白い試合だったのかもしれないが、それはそれとして、 異議が少ないことなどは、Jリーグでも見習うべき点だとは思う。
■いま、ジェフレディースは10節を終えた時点で、勝ち点24、首位の東京電力女子サッカー部マリーゼと勝ち点2の差で2位につけている。 次節はその首位との直接対決だ。福島の郡山で試合をやるらしい。21節までのリーグ戦で、二部の一位になれば、一部昇格、二位ならば一部の七位との入れ替え戦で、 勝ったほうが一部というレギュレーションのようなので、ジェフレディースがんばってほしい。なでしこリーグのオフィシャルサイトを見ていて思ったのは、 去年一部に昇格した二つのチームが、9試合終わった時点で、勝ち点がいまだそれぞれ2、1であることを考えると、一部のレベルは二部と比べて相当高いのだろう。 一部には浦和レッズやアルビレックス新潟のレディースチームがいるし、読売系の日テレベレーザもいる。
■帰ってからテレビでナビスコカップの決勝トーナメント、広島対鹿島とマリノス対FC東京の試合を見ていた。広島は、代表選手数人を欠いて、よくやったと思う。 マリノスのホームゲームは三ツ沢で行われたようで、こぢんまりしたサッカー場に観客がぎっしり入っていて、雰囲気が良さそうだった。
■サッカーばかり見ていた日曜日である。
No.1202 2007-7-07
■家からちょっと歩いたところにあるJRの線路沿いの古着屋三つ見てきた。津田沼にしてはまあまあの品揃えだと思う。
■ライジングサンロックフェスティバル(以下エゾ)に矢沢永吉が出演することになったようで、複雑な気持ちである。 矢沢永吉はべつに嫌いではないし、むしろ好きな曲もいくつかあるが、エゾとしてはちょっとちがうのではないか。 ちがう、と言ってしまうと、過去に出たチャゲアンド飛鳥やオレンジレンジとか、米米クラブとか、気志団などはどうなんだ、 ということになるし、稲川淳二や電撃ネットワークはどうなの、ということにもなるが、気志団とオレンジレンジはともかく、 よそとちがう、という意味では、まあべつにいいんじゃないの、と思うし、チャゲアンド飛鳥、オレンジレンジ、気志団あたりの出演に関しては、 地方のイベントプロモーターの政治的な判断という事情もあったのだろう。で、矢沢である。 矢沢が来るのは別にいい。実際ライブを目の当たりにすればなんでもそれなりに楽しめるだろうし、嫌なら見なければいい。 一部のファンのマナーが悪いのは、矢沢に限ったことではない。ただ、今年の出演者のラインナップから受ける印象は、一アーティストのために、 他が削られたのか、ということで、これはあくまでも個人的な印象なので、実際はどうなのかわからない。 いろいろ考えた上で言わせてもらうと、彼を呼ぶ必要があったのか疑問である。
■「突き飛ばされ、割り込まれた」
「周囲を威圧するような格好で笛を吹いており、見ていて怖かった」
「他のアーティストが出演している時から『永ちゃんコール』なんて失礼」
「会場の場所取りはフェスのルールとして厳禁なのに平気な顔で場所取りをしている」
「矢沢ファンは非常識な人ばかりで、また不愉快な思いをするのは嫌なので 矢沢が出演するイベントには一切行かない」
など一部のファンの行為により、 YAZAWA CLUB、ひいては矢沢永吉宛にも、このような意見が届きました。 中には、会場に散乱したペットボトルを拾って帰ってくれるなど素晴らしいファンもいらっしゃるということを私達は知っています。 だからこそ、一部のこういった行為で「矢沢ファン=マナーが悪い」というイメージになってしまうのは、 悔しいというか残念で仕方がありません。(中略)
常に、マナーを守って頂いている多くのファンの方は「なぜ、こんな掲載を…」と不快に感じられることと存じます。 申し訳ございません。そちらを承知の上でも昨年の経緯より、 今回の掲載に至りましたことを、皆様にはご理解をいただけますよう心よりお願い申し上げます。 それでは、今年の夏は最高にハッピーな「真夏の夜」を楽しんで下さい!

上の文は、矢沢氏のオフィシャルサイトからの引用だが、ファンにこのようにわざわざ呼びかけなくてはならないほど、 彼のファンはやばいのだろうか。「笛を吹いており」というのがよくわかないが。なんだろう笛って。しかも、周囲を威圧しているという。 「矢沢 笛」とかで検索すればわかるかもしれないが、面倒なのでしない。おそらく、ぴっぴっと怖い感じの人が吹いているのだろう。 ホイッスルのようなものだろうか。よもやリコーダーということはないだろうが。ことによると、横笛なのではないか。 それは少し見てみたい気もする。
■J2やナビスコカップの試合をテレビで見ていた。セレッソは若くていい選手がたくさんいて、成長が楽しみなチームだ。 そしてガンバは、またユース出身のいい選手が一人出てきた。31番の倉田という選手で、とても落ち着いているし、 技術のレベルが高い。前も書いたが、ガンバのユースは脅威だ。ガンバは浦和とのアウェイゲーム、 1−0から試合終了間際に山口の得点で追いついてドロー。アウェイでゴールをあげてのドローは大きい。 甲府は川崎とのホームゲーム、ロスタイムに須藤の勝ち越しゴールで3−2での勝利。 甲府はホームで劇的な試合をすることが多くて、なんだかうらやましい。ナビスコカップの決勝トーナメントは、 ホーム・アンド・アウェイの醍醐味を味わえる。今年は、ジェフ千葉はあっさり予選リーグで敗退したので、 その楽しみを味わうことができず、残念だ。今日見た試合ではないが、先日、鹿島の石神という若い左サイドの選手のプレーを見て、 これはいいサイドバックが出てきた、と思った。日本のサッカー界にとって、貴重な左サイドバックとなるのではないか。
No.1201 2007-7-03
■7月になった。
■先日、東総運動場まで行ったとき、旭へ向かう列車が どこかの駅に停車しているときに、ホームに貼られた、夏の青春18きっぷのポスターが目に入った。 遠目だったので、はっきりわからなかったが、どこかの川に架かる橋の上を列車が渡っている写真で、あれはどこの景色なんだろう、と気になった。 毎年夏、冬、春の3回、18きっぷの利用期間ごとにポスターが作られているようで、冬は雪景色、春は新緑とかで、 夏は海などの水辺の写真が使われることが多いように思うのだけど、毎回いい写真が使われているので、楽しみにしている。写真を見ると、 生で、この目で実際に見てみたい、と思う。そう思って実際に行ってみた鎧駅や下灘駅、池の浦シーサイド駅、出雲坂根駅、驫木駅など、 とてもいい場所だった。行って、何をするでもなく、次の列車が来るまで、ただぼんやり海を眺めたり、見知らぬ土地をうろうろしたり、 別に観光地でもなんでもない場所ばかりだが、忘れられない場所ばかりだ。
■ところで、昨日、パルコの芳林堂書店で宮沢章夫さんの「東京大学[ノイズ文化論]講義」という本を買ってきた。全12回の講義が収録されている。 いま第3回まで読み終わった。とてもおもしろい。宮沢さんの講義に出席したい。

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