No.1152 2007-02-28
■2月も終わる。
■京都駅前の近鉄百貨店が閉店だそうだ。いまはプラッツと言うんだっただろうか。最後に行ったのは去年の7月だったが、 京都駅に伊勢丹ができてからは、けっこう客少なかったように思う。大学を卒業してからも、京都へ行くたびに寄っていた。 旅行に必要なものをあそこの無印良品で買うことが多かった。CAFE MUJIはBALに移って、ソフマップはアバンティに移った そうだ。近鉄の場所にはヨドバシカメラができるらしい。
■京都という土地の、駅前の百貨店が、家電量販店へ変わる、という事象が、なにか、いまの日本を象徴しているような気がした。 庶民的ないい百貨店だったと思うので、なくなるのは残念だ。伊勢丹なんかぜんぜん見るところない。京都タワーの下の店の ほうがやばい気がするのが、つぶれず営業続けてるのを見ると、それなりに商売成り立っているのかなと思う。
■京都に行きたくなってきた。
■それはそれとして、もうすぐ18きっぷが使える期間に入る。たまたまムーンライトえちごの指定席がとれたので、北のほうへ 行ってみようと思っているのだった。ムーンライトながらはよく乗ってたが、ムーンライトえちごに乗るのははじめてである。

No.1151 2007-02-25
■昼間、トーキョーFMを聞いていたら、ニュースで、熊が山から下りてくるケースが多いというようなことを言ってて、 そのすぐあとの交通情報担当が熊野さんだった。
■話は変わるが、最近、ビル・エヴァンスの「PORTRAIT IN JAZZ」とソニー・クラーク・トリオ 「SONNY CLARK TRIO」を買ってきて聴いた。彼らの作品を聴くのは、いずれも三作品目になるが、 とても良かった。さすがに一作目、二作目を聴いたときのインパクトのようなものはそれほどないが、なんとも いえない、ここちよいかっこういい楽曲である。「PORTRAIT IN JAZZ」では、マイルス・デイビスの 「KIND OF BLUE」という作品に入っている「Blue in Green」という曲が演奏されている。 ソニー・クラークのアルバムジャケットはどれもかっこういい。ポップな感じもするし、タイトルに使われる文字の フォントも、しゃれている。ソニー・クラークという人物に興味を持って少し調べてみたら、31歳という若さで 世を去っている。薬物の中毒が原因のようだ。コルトレーンもそうだったと思う。残念だ。
■土曜日はテレビでゼロックススーパーカップ浦和対ガンバ大阪の試合を見た。浦和には、去年までジェフ千葉にいた なんとかいう選手が出ていたが、特に言うことはない。四億円ありがとう。そんなことより、 ガンバ大阪のユースが脅威である。次から次へと、まあ、よく、いい選手を育てあげるもので、感心する。 選手名鑑などが手元にあれば、ガンバの選手のプロフィールをみるといいだろう。トップ登録の中で、チームの主力や 準レギュラークラス、若手など、満遍なく、ユース育ちの選手がたくさんいる。地域的に、いい素材が集まりやすいという のもあるのかもしれないし、指導や環境がよいのだろう。うらやましいかぎりである。
■今年の選手名鑑は、エルゴラッソから出ている文庫本サイズのものを買った。あと、季刊で出ている 雑誌「サッカーJプラス」も買った。この雑誌はおもしろいです。
■いよいよ次の週末に開幕だが、千葉はアウェーで名古屋との対戦だ。名古屋のヨンセンと千葉のジョルジェビッチの マッチアップは見応えがありそうだ。
■3月18日からSuicaが、首都圏の私鉄や地下鉄、バスで使えるようになるらしい。

No.1150 2007-02-22
■三日続けて更新するのは、とてもひさしぶりである。
■以前は、といってもずいぶん前のことだが、ほとんど毎日更新していた。いま考えて見ると、自分のことながら、 ばかみたいだが、すごい。よくやってたと思う。
■ところで、先日、津田沼の駅前の丸善で宮沢さんの「演劇は道具だ」という本を買った。出版されたのが2006年の4月となっている。 ずいぶん長い間、買うのを忘れていた。理論社という会社から出版されている。「理論社」ってのもちょっとすごい名前だと 思うが、それはそれとして、その出版社から「よりみちパン!セ」というシリーズでたくさん本が出ていて、そのシリーズの コンセプトが「中学生以上すべての人の」ということになっている。なるほど文章を読むと、まず、文字がやや大きめだ。そして 平易なことばが多く使われていて、中学生にも読みやすいだろう。そして、とてもおもしろかった。具体的な場面を描くところなど、 宮沢さんらしくておかしい。さっきアマゾンでこの本を見てみたら、在庫がすくなかった。
■ジェフ千葉のスポンサーに新たにビックカメラが加わって、おおすごいな、と思った。JFLの日程も発表になり、いよいよ シーズンの始まりが近づいてきた。栃木SCとガイナーレ鳥取(SC鳥取から名称変更)がJリーグ準加盟クラブに認められたようである。 山陰にもJリーグのクラブが生まれたらいいなと思う。だいたい私はSC鳥取の鬼太郎Tシャツを持っているのだった。 ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげる氏は鳥取の境港出身で、SC鳥取のチームオリジナルグッズや広告などに、鬼太郎の キャラクターが使われているんである。境港駅前には、鬼太郎たちの石像がたくさん設置されていて、夜に見るとすこしこわい。
■明日は、関東は雨がふるそうだ。

No.1149 2007-02-21
■無料で音楽をダウンロードできる海外のサイトを教えてもらったので、何曲かダウンロードして聞いていた。 ヒットした曲や有名なスタンダード曲が新旧たくさん手に入れられるようで、すごい。近頃は、少しお金を払えば、 すぐに聴きたい音楽を手に入れることができて、すごい。
■改めて、いわゆるスタンダード曲を聴いてみると、とてもいい。たとえば、ルイ・アームストロング「What a wonderful world」や ナット・キング・コール「Stardust」「Unforgettable」、サイモン&ガファンクルの「Bridge over troubled water」、 ロバータ・フラック「Killing Me Softly」、ギルバート・オサリバンの「Alone again naturally」など。
■これらの楽曲は、函館で高校生をやっていた頃、FMラジオで耳にして、ああいいなと思いながらも、少ない小遣いから捻出できずに買って 聴くことができなかった作品だったと思う。ああいいな、と思っても、今のように、アーティスト名や曲名、収録されているアルバムの タイトルなど、なかなかすぐに調べることができなくて、ようやく探し当てて、CDを買って家に帰って封を開ける瞬間がとても うれしかったことを思い出した。
■他にも、バグルズの「Video killed the radio star」やザ・ナックの「My Sharona」なんかもあった。あと、レディオヘッドの 「Everything in its right place」、ジャミロクアイとかDEVO、コーネリアス、マイルス・デイビス、グレンミラーもポリスもあった。

No.1148 2007-02-20
■冷たい雨が降って、関東の冬らしい気候だった。
■日曜日にスカパーのアンテナとチューナーが付いて、スカパーが見れるようになった。サッカーたくさんやっててすごい。 これでジェフのアウェイ戦もどうにか見ることができる。
■ところで私は「氷河期世代」だそうだ。よくわからないが、そういうことになっている。体温が低いとか、アイスクリームが ことのほか好きとか、そういうことではなくて、たぶん要するに、社会に出るタイミングのとき、世間は就職難だったということ だと思う。言われてみれば確かに、世の中が見えてきたときからずっと不景気不景気だったなあと思う。自分の幾つか上の 年齢の者らが高校を卒業する頃には、企業が学校に来て、ぜひうちに来てくれ、とやっていたのを覚えているし、最近では 企業の業績がよくなって、新卒者の採用が大きく伸びているそうだ。
■日本は、資本主義経済をやっているので、ものが売れる時期と売れない時期の波があるのは避けられないのだと思うが、よくない 時期にあたってしまった世代としては、もうちょっとどうにかならんかったもんかね、と、ちょっと思うが、それはまあ、べつに いいとして、なんなんですかあの「勝ち組」とか「負け組」とかいうことばは。ばかか。電車の中吊り広告で、週刊誌の見出しとかに 使われてる。ネット上でもよく見かけるが、なんだかきもちわるい。
■あと「格差社会」ですか。なんでも格差格差いってれば、何か語ったような気になるらしい。格差自体が問題なんじゃなくて、 上と下の層があるとすると、上の層ばっかりだったら問題ないわけで、下の層の人数が多いのが問題なんじゃないんだろうか。
■いつになく社会派である。
千綿駅 ■で、2006年、行ったところを振り返るシリーズ、10月、11月、12月である。10月は陸前大塚駅でマラソン大会に巻き込まれ、仙台で 天皇杯を観戦、埼玉、カシマ、豊田のアウェイ戦遠征、11月はナビスコカップ優勝の勢いで夜行列車で二度目の九州上陸、大村線と 島原鉄道で九州の海を見てきた。写真はそのときの様子。ばかである。12月は木次線で奥出雲、出雲坂根で延命水を飲み、日御碕で みぞれに降られ、喜多方でラーメンを食べ、只見線と飯山線で雪景色を見てきた。
■そんな10月、11月、12月だった。

No.1147 2007-02-18
■朝から雨だった。
■寒くて、冬らしくて、いい。雨の中、駅前のダイソーに行って、細いサイズのドライバーのセットを買ってきた。めがねのネジとか、 時計、カメラなんかに使うようなサイズの細いやつが五本入ってて、それにピンセットも付いてる。そういうのが100円で売られて いてすごい。
■今日は柏で、柏対千葉のプレシーズンマッチが行われていたが、行かなかった。私は毎年、プレシーズンマッチには行かない。 ちょうど、サッカーの試合が見たくてうずうずする時期ではあるが、公式戦以外はあんまり見に行く気が起きない。
■2006年、行ったところを振り返るシリーズ、7月、8月、9月である。7月は長崎の町で坂を上ったり下りたり、佐世保でハンバーガーを 食べて、門司港の駅を見て感心してからふぐのから揚げを食べて、大宰府では中国人や韓国人の多さに驚いて、下灘駅のホームから 瀬戸内海を眺めて、脇町でうだつのある町並みを見て歩いた。8月は、清里に行く途中で巨大な雹を目撃して、陸中八木駅でぼんやり漁港を眺め、 北海道内を鉄道でぐるっと回って、日本の果ての根室を歩き、初めてオホーツク海を見て、石狩でライジングサンロックフェスティバル。 9月は敷島での草津対水戸の試合での漢祭りに参加し、鹿島鉄道で霞ヶ浦を見にゆき、琵琶湖を見てから大阪長居へ、その夜の 夜行列車で松本、天皇杯観戦。
■そんな7月、8月、9月だった。
 
No.1146 2007-02-17
■宮沢さんにメールでお願いして、宮沢さんのサイトの「富士日記2」からのリンク先を、以前の「LOOKING TAKEDA」から ここ(津田沼ノート)に変えてもらった。
■そのこととは特に関係ないが、おもしろいブログがあった。
http://news4u.blog51.fc2.com/blog-entry-1246.html
↑このページを開いて、Tabキーを押しっぱなしにすると、おもしろいです。
■2007年のジェフユナイテッド千葉ホームゲームのシーズンシートチケットが届いていた。もうすぐリーグ開幕である。12月までの、 長いようで短いシーズンが始まる。

No.1145 2007-02-13
■三連休だった。
■10日、11日の二日間、長野方面に行っていた。10日、朝の特急列車で、まず新宿から上諏訪まで行った。連休初日のせいか、列車は大いに 混んでいた。幸い、指定が取れていたので事なきを得たが、デッキに立っている者らが多くいた。山登りの格好をして大荷物をかついだ 者達が茅野駅でたくさん降りていった。
■上諏訪駅のホームには足湯があるのだった。寒いので、きもちがいい。
上諏訪駅の足湯
■駅前の観光案内所でバスのことを聞いた。おばさんがとても親切に教えてくれて、感じがよい。駅の西口からバスに乗った。 20分ほどで諏訪市博物館前に到着。150円。
■坂道を少し歩くと、諏訪大社の上社本殿である。全国にある諏訪神社の大元締めである。調べると、どうやら諏訪大社というのは、 四箇所に分かれているらしい。上社本殿、上社前宮、下社春宮、下社秋宮の四つが、諏訪湖の周辺に点在しているのだった。
諏訪大社上社本殿
■上社本殿は、行きやすい場所ではないためか、参拝客の数もあまり多くない。境内はそれほど広くないが、山すその斜面にあるせいか、 境内の空間が立体的な構造になっていて独特である。地味で、良い感じがした。
■バスで上諏訪駅まで戻り、駅の西口にあるホテルの1階に入っている店で昼ごはんを食べた。みそ天丼という見慣れないメニューが あったのでそれを頼んだ。甘くて濃い味噌だれを天ぷらにつけて食べるようになっているのだが、これがおいしかった。ミニサイズの 冷たいそばがつくセットだったが、このそばもおいしかった。
■普通列車で一駅となりの下諏訪へ。駅舎に併設されている観光案内所ではじいさんが親切にバスのことなどを教えてくれた。 駅前から小型のバスに乗ってほんの数分で諏訪大社下社秋宮に到着。アクセスが良いせいか、ここはなかなかのにぎわいで、大型の 観光バスも数台乗りつけていた。拝殿は、屋根のかたちや大きな注連縄が出雲大社の拝殿に似ていた。狛犬も大きく、本殿も大きい。
諏訪大社下社秋宮
■駅まで歩いて戻る。長野行きの普通列車で姨捨まで行った。夕暮れ少し前のやわらかい色の空の下に善光寺平がひろがるいい景色である。 甲府行きの普通列車で松本まで戻り、駅から近いホテルに泊まった。近くにパルコがあったので行ってみるとヴィレッジヴァンガードがあった。 地下には本屋と無印良品があった。

■11日、ホテルから歩いて松本城へ。途中、女鳥羽川沿いに「ナワテ通り商店街」というのがあり、古い町並みを再現した通りに なっている。その通りに接して、四柱神社というわりと大きな神社があり、鳩がたくさんいた。通りを抜けて北に向かって歩くと 石造の建物がたくさん残っている一画があった。堀が見えてきて、松本城に着いた。城は学生のころ一度ちらっと見たことがあったが、 ゆっくり見るのは初めてである。さすがに国宝で、観光客がたくさん来ている。
松本城
■橋を渡って、400円払うと城の中に入ることができる。脱いだ靴を入れるビニール袋を渡される。手に持っている袋が がさがさいう音がそこらじゅうでしている。日本のあちこちに城はあるが、だいたい鉄筋コンクリートで復元されたものなので、 中に入ってもそんなにおもしろいものではないが、松本城は現存する数少ない天守閣なので、建造された当時の構造を見ることが できて興味深い。太い丸太柱と井桁梁でがっちり作られており、たいしたものである。最上階まで上がって外を見下ろしていると、 ちらちらと雪が降ってきた。
■松本駅から篠ノ井線の普通列車に乗った。二両の列車だが、空いていた。中央西線に直接乗り入れるが、塩尻駅で二十分停車した。 のんびりした運行だが、こういうことは、地方へ行くと、ときどきある。だんだん山深くなってゆき、奈良井駅に到着。
■駅を出るとすぐ、宿場町の町並みが現れ、それがJRの線路に平行に、駅から約1kmに渡って続く。 かつて、中山道の宿場町として栄えた「奈良井宿」で、往時には「奈良井千軒」と呼ばれた木曽路一の賑わいだったらしい。 宿場町というのを歩くのは初めてだが、これはすごい。「町並みを再現」とかそういうレベルではなかった。道路こそアスファルト舗装 されているが、道の両側にはひたすら木造家屋だ。民家、宿屋や各種商店や飲食店があり、湧き水があちこちから出ていて、水場が整備 されている。
奈良井宿に雪
■すごいすごい、と思って見て歩いているうちに、空は明るいのに雪が強く降ってきた。山の上なので、天気が変わりやすいのだと 思う。あんまり寒かったので、一軒の食事処に入った。囲炉裏があって、暖かい。店の人に言って、写真を撮らせてもらった。店の人は 感じがよかった。床の間のある部屋で食事を出してもらった。蕎麦ぞうすいというのを頼んだ。蕎麦とごはんが入っている雑炊で、 山菜がたくさん入っていて、すごくおいしかった。店のなかではFMラジオがかかっていて、山下達郎の番組の時間だった。 すっかり体があたたまって、外にでると晴れていた。観光客はそれほど多くないが、ぽつぽつ歩いていた。ほとんどの人が、近くの大きな 駐車場に車を止めて来ているようで、鉄道で来るものは少ないようだ。
囲炉裏のある店
■近くに、道の駅奈良井というのがあって、まあ、ただの駐車場のような感じだが、そのかたわらには「木曽の大橋」というアーチ状の 大きな木造の橋が架けられている。
■道の駅奈良井のバス停から京王の高速バスに乗った。新宿西口行きである。木曽福島と新宿を結ぶ路線で、朝夕一本ずつ一日に二本、 走っているようだ。塩尻インターチェンジから中央道に入って、諏訪湖と湖畔の町並みを見下ろす景色がよかった。途中、 双葉サービスエリアで休憩。夕暮れ時、ピンク色の富士山が見えてきれいだった。10キロほど渋滞があって、 定刻より約20分遅れで新宿着。連休の中日ということもあってか、バスの乗客はたしか全部で6人だったと思う。空いてて静かでよかった。 新宿からは津田沼行きの各駅停車で帰った。

No.1144 2007-02-09
■来週の日曜日に、スカパーのアンテナの取り付けに来てもらうことになって、楽しみである。なんか、チューナー、アンテナ無料で、 取り付けも無料というんで、よかった。
■話は変わるが、先日仕事で県庁へ行っていた。千葉県庁である。打ち合わせをして思ったのだが、県庁の職員達には優秀な人間が多い。 市役所や町役場などにも優秀な者はいるが、残念なことにそうでない者の割合が圧倒的に多い。ことによると、私が会う者達がたまたま そうなのかもしれないが、まあ、いろいろである。
■そして前回に続いて、2006年の話。今回は4〜6月である。4月は篠ノ井線の姨捨駅のホームから善光寺平を眺め、箱根登山鉄道でジグザグに 山を登ると空気が冷たかったり、横手名物の焼きそばを食べ、五能線の驫木駅で二時間ぼんやり海を見て、本州の北の果ての三厩で強い風に 吹かれたりしていた。5月は袋田で滝をみて意外とよかったり、会津若松の鶴ヶ城はけっこう混雑していたし、日本平スタジアムから 富士山を見たりしていた。6月は日本の北の果て稚内と九州の南端枕崎の町を歩いたり、長崎港から船で軍艦島を見に行った。
■軍艦島は強烈だった。2008年の春より、一般公開する予定だという。上陸できるようになるらしい。また行かないといけないと思った。 でも、観光地化されてしまうことに対しては、ちょっと複雑なきもちになる。
■それはそれとして、そんな4月、5月、6月だった。

No.1143 2007-02-06
■先月の日経新聞のスポーツ欄の「駆ける魂」というコラムで、三回に渡って、ジェフ千葉で一月末までゼネラルマネジャ をしていた祖母井(うばがい)秀隆氏についての文章が掲載されていた。その中で、祖母井氏が語っていた次のようなことば が、とても印象に残った。
「種をまいてから実を結ぶまでは時間がかかるということを現代人は忘れている。 スピードアップばかり考えて、待つことができなくなっている。勝利優先のこの世界に、 ちょっと違うクラブがあってもいいんじゃないか。」
■また、エル・ゴラッソの2月5日号に掲載された「スポーツメディアの未来図」というインタビュー記事の中で、伊藤武彦氏は 次のように語っている。
「今のように情報の洪水状態では、土をたがやして種を蒔き、水をやるような手法が問われているのではないか。しかし 金と時間がないので、水たまりに浮いた落ち葉をすくうような作業しかできない。力のある書き手ほど隔靴掻痒だと 思うんです。」
■同じタイミングで立て続けにこのふたつの記事を読んだ。いろいろ考えさせられた。
■で、話は変わるが、2006年、あちこちに行っていたこの武田だが、行ったなかで印象に残ったところを、何回かに分けて 書いてみることにする。
■1〜3月。1月は、信越本線青海川駅のホームから青い日本海を眺め、佐原で伊能忠敬の業績を見て、餘部鉄橋を見てそのスケールに 驚き、佐野でラーメンを食べた。2月は、鶴見線の国道駅のガード下の雰囲気に驚き、仙台駅前のドトールコーヒーで休んでいた ときに巻選手の日本代表での初ゴールを知り、山形新幹線の車窓に広がるまぶしい雪景色を見ながら到着した米沢で米沢牛の駅弁を食べた。 3月になってリーグ戦が開幕したのであまり遠くへ行くことはなくなったが、信越線の横川で峠の釜飯を食べた。
■そんな1月、2月、3月だった。

No.1142 2007-02-04
■2006年によく聴いていた作品で、挙げるのを忘れていたのは、DOPING PANDAの「DANDYISM」と、RISINGTONESの「SOUND FLIGHT」である。
■近年の日本のバンドの中で、とくに才能を感じる二組である。といってもそんなにほかにたくさん聴いているわけではないので、えらそうな ことを言うのはおこがましいが、まあとにかく、作品もいいし、ライブもいい。
■そして、とつぜん話は変わるが、2006年のジェフ千葉の試合で、私が見た中でよかった試合を三試合挙げてみることにする。
1.リーグ戦第11節 千葉対浦和(2-0) 5月3日 フクダ電子アリーナ
2.ナビスコカップ決勝 鹿島対千葉(0-2) 11月3日 国立競技場
3.A3チャンピオンズカップ 蔚山対千葉(3-2) 8月2日 国立競技場
■蔚山戦は、韓国チャンピオンと真っ向からぶつかり合って競り勝った試合だった。ナビスコカップの決勝は、内容が良かった。カップ戦の 決勝で、鹿島相手にいいサッカーができたのが評価できる。この試合の少し前にあったリーグ戦鹿島とのアウェイ戦では千葉はたくさん得点したが、 内容はたいしたことなかった。そしてリーグ戦でホームに浦和を迎えての試合だが、いま見返しても、浦和をあれだけ押し込めてほとんど 何もさせなかったのはすごかったと思う。これらの試合はYoutubeでも見ることができる。いまさらだが、Youtubeってすごいね。
■ラジオがテレビに変わられたように、メディアの主役がテレビからネットに移り変わってゆくのだろう。 ネットのせいでテレビがつまらない、ネットのせいで新聞が読まれないとか ぼやくのは既存マスメディアの傲慢ではないか。自分達の質が低下してるのに、他人のせいにしてごまかしているようにしか見えない。 わざわざ映画館に足を運ぶのが面倒で、テレビが流行した。昔はニュース映像なんかも映画館で見ていたという。 テレビは視聴者の時間を縛る。その時間にはテレビの前にいてくださいよ、というのはネットの普及した今では通用しなくなってきた。 いつでも好きな時間に見られるYoutubeのようなシステムにおいて、コマーシャルは機能するだろうか。
■今後、テレビはネットの一コンテンツに成り下がる。そのきっかけのひとつが、2011年の地上波デジタル放送への移行だろう。 情報番組にせよ、バラエティにせよ、ニュースにせよ、テレビ局側がブームを作り出そうとしているのが見え見えで、 そのやらしさに視聴者が気づいてしまった。
■それにしても、意外と、テレビを信用しているひと結構たくさんいるのだね。

No.1141 2007-02-01
■2月になった。
■1月の「津田沼ノート」の日付がずっと、「2006」になってたことにようやく気づいて、直した。はつかしい。 時間があるとき、2006年に行った場所で印象深かったところをいくつか挙げて、それについて文章を書こうと思っているのだった。
■ところで、ようやくスカパーに加入しようとしているこの私だ。長年検討しつづけて、ようやくである。 サッカーたくさん見れるようになると思うのでたのしみ。そして今年は、できることなら水戸のホーム笠松や神戸ウィングスタジアムに行ってみたい。
■話は変わるが、最近音楽のことをいくつかここで書いていたのだけど、リトルテンポの「SUPER DUB」という 2005年リリースのアルバムも、ここのところずいぶんたくさん聴いていた。とても好きである。

このページのトップへ
津田沼ノート
TsudanumaNote
"■"RINGS
PAPERS
ここではありません
タンブリンノート
ヨミヒトシラズ
Anamania
下北沢スタジアム
Matatabi Online
ここであいましょう
あわわアワー
ボクデス on the WEB
Superman Red
LINKS
鹿サポさま別館
astro2050systems
emu no page
dots!
ko-trip

BACK NUMBER
[2002]/ / / / / / / / / / / /
[2003]/ / / / / / / / / / / /
[2004]/ / / / / / / / / / / /
[2005]/ / / / / / / / / / / /
[2006]/ / / / / / / / / / / /
[2007]/ /
inserted by FC2 system