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No.1616 2011-07-28
■レイハラカミ氏が亡くなった。
■あの才気あふれるミュージシャンは、日本の至宝といっても過言ではなかった。まだ40。脳出血だったそうだ。
去年のエゾのステージ上で矢野顕子さんとあほな話してたのに。無念だ。もっともっと彼の音楽が聞きたかった。
ヨーロッパやアメリカの、堅苦しいテクノやエレクトロニカにはない、彼独特の、日本的なノスタルジーが根っこにある美しいメロディは、
誰にもまねできないものだった。悲しすぎる。
No.1615 2011-07-23
菊田川河口。左側が霊園のあるほうで、右側が茜浜緑地。
毛づくろいをする猫。
■そろそろまた暑くなるんだろ、と思ってたが、おもいのほか涼しい日が続き、とてもありがたい。次に「涼しい」と言えるのは二ヶ月くらい先だろうか。もう少し先になるか。
そんなわけで朝から自転車。まあまあ晴れているが薄く雲が出ている。茜浜まで。ひさしぶりに、川から岸に近いあたりの海がへんな色になってた。
青い入浴剤入れた風呂みたいな色。海辺は人もいなくてひっそりしている。猫が一匹顔を出してくれた。
防波堤に背中をつけてぺたっと座ってのんびりしていた。そのうちこちらをちらちら見ながらおそるおそる近づいてきたので背中をなでてやったら目を細くしてごろごろいっていた。
菊田川の反対へ。霊園裏から清掃センター裏、とここまではよく来ていたが、さらにその先、未舗装だが幕張方面へ海沿いの道が続いていて、
幕張メッセのあたりまで出ることができるということがわかった。朝からイベントかなにかやってたのか、ロッテの球場のマリンスタジアムでは音楽がかかっていた。
県道15号はジョギングのランナーが多い。
■帰り道でふと思い立って京成の谷津駅方面へ。そういえばちょうど開店時間じゃないか、と思い、谷津駅前の国道14号からちょっとだけ海側に入ったところにある
「ル・パティシエ ヨコヤマ」というケーキ屋に立ち寄ってみた。津田沼に住んでかれこれ9年目になるが、以前から「あの店の岩シューがうまい」という評判をあちこちで見聞きしていたのだった。
でも人気あるからすぐ売り切れるし、並ばないと買えないと聞いてたから、そこまでするならべつに食べなくてもいいやと思っていたのだ。で、開店とほぼ同時に店についたら、
既に数人並んでいた。でも思ったほどではなかったんで、並んでみたら案外すんなり買えた。要するにシュークリームである。一人10個までとなっていた。ひとつ135円という値段も良心的でいい。
ガラスケースにはいろんなケーキがあったが、どれも値段がそこそこ安くて、そこも人気の理由なのかもしれぬ。従業員の接客も丁寧で、教育が行き届いている感じがする。
買って帰って食べてみたら、評判はまちがいではなかった。安いのにおいしかった。あと、けっこうでかい。
No.1614 2011-07-21
■7月も気づいたら三分の二を過ぎ、学校は夏休みに入ったようで、駅やバスは人が少し減った。そんな時期にみな口々に「涼しい」と言っていた。
涼しいっていうのはこんなにも体が楽なんだなと感じ入った、そんな日だった。めずらしいこともあるものである。でもよく考えたら私が育った函館の真夏はこれくらいの気温だった。
で、それでも暑いなと思っていた。
■関西のはずれにある大学に入学したとき、ある教授と話をしていて自分が函館出身だという話になったとき「なんであんないいところから出てきたんや」と言われた。
そのときは、なに言ってんだこのおっさんは、函館のこと大して知らないくせに、遊ぶところもないつまんない町なのに、と思った。
でもこの年になって、あのときのあの言葉の意味がようやくわかるようになった。いまのところ、この夏も帰省する予定でいるが、いずれ両親が他界して実家がなくなってからも函館に行くことがあったとして、
そのときはもう「帰省」ではなく旅行とか墓参りということになるんだな、と風呂で頭を洗ってるときにふと考えた。
■話は変わって、先日の連休の三日目は、日本が初めてサッカーで世界一まで登りつめた、記念すべき嬉しい一日となった。
まさか本当に勝つとは正直予想していなかったのでびっくりした。生きているとこういうこともあるんだなと思った。
■生きているうちに美しい景色をたくさん見たい。美しい景色を見て、死ぬ真際にそれを思い出しながら死にたい。なのでこの夏は函館以外にもちょっと北海道内、足を伸ばしてみようと思っている。
No.1613 2011-07-16
茜浜の猫。
東京湾の砂浜。
■ここのところ、朝から空がすごい青さで、外のいろんなものがくっきり見える。
そんななか、タムロンの新しいレンズが届いたので自転車で茜浜まで。夏に自転車に乗るなんて自殺行為みたいなものだが、
朝ならまだなんとかなるかなと思って意を決して行ったらやっぱりしんどくて暑くて汗が出て頭が痛くなった。早く夏が終わればいい。
毎年そんなことをここで書いている気がする。あれから四ヶ月経って、国道14号より海側の袖ヶ浦や秋津界隈の道路の補修工事はかなり進んだようで、
目立った損傷箇所はずいぶん少なくなっている。
■で、空が青いので海も青かった。まだ人はほとんどいなかった。いろんな生き物達が地面で死んでいた。
フナムシ、ミミズ、なぜか魚、ちいさなカニなど。そして夏の海辺といえばどういうわけか若者の間では花火ということになっている。
燃えカスがあちこちに落ちている。そしてそういったごみがドンキホーテの袋に入ってそのまま置かれていた。
ドンキホーテで買い物する連中なんてだいたいそんなものである。ださい改造した車を路上に停めてジャージで深夜に小さな子供をつれて店に来て、
ヒョウ柄のなにかを買って帰るような連中。
■話がそれた。で、前々からなんとうなく気づいていたが、この茜浜の海辺からだんだん猫が減ってきているのだった。
この日も二匹しか見かけなかった。みんなどこ行ってしまったのかのう、と思っていたが、その理由がようやくわかった。
カメラを持ってうろうろしてたらある一人の男性に出会った。猫の写真を撮っていたら「猫好きなんですか?」と声をかけられた。
少しだけ立ち話をした。ここの猫達を減らす活動をしているグループがあり、彼はそれの手伝いをしているという。
減らすといっても捕まえて殺すとかそういう物騒な話ではなく、保護して、里親探しをしているという。
小さい猫は貰い手がつきやすいが、大きくなった猫はなかなかむつかしいという。だからそういう猫は避妊手術をしてやるのだそうだ。
■一枚の紙をくれた。猫を保護する活動の説明や彼がやっているブログのURLなどが書かれている。お礼を言って別れた。
「これ以上この過酷な場所に猫達を増やさない行動を」
「最終的にこの浜から野良猫達が居なくなる日を目指して活動しています」
こんなふうに書かれていた。
猫いなくなるとさびしいのう、とかちょっと思ったが、もともと、こういう海辺には猫なんていないのが普通の状態なのであって、最初にここに猫捨てていったやつが悪いのだ。
昔ここにいた小柄で人懐こい三毛猫とか、たくさん生まれた子猫達も、今頃どこかの家でかわいがられて暮らしてるのかなと思ったらちょっとほっとした。
No.1612 2011-07-14
■日本代表がワールドカップ決勝進出。
■こんな文を書ける日が来るとは正直思ってなかった。女子代表だが。熱心なサッカーファンでも、女子サッカーまで追ってる者は多くないのではないかと思う。
自分も、女子サッカーの試合を生観戦したのはいままで二度ばかりしかない。それでもやはりうれしいものである。
日本がFIFA主催の大会の決勝まで勝ち進んだのは、1999年のナイジェリアで行われたワールドユースと、
2001年に日本で開催されたコンフェデレーションズカップの二度。いずれも敗れている。今回の女子代表の決勝進出は、それらの大会での決勝進出よりも価値があると言っていいだろう。
決勝の相手はアメリカである。ちらっとダイジェスト映像を見たが、めちゃめちゃ強い。率直に言って勝てる見込みは薄いと感じているが、それでもやってみなければわからない。
どうにか勝たせてやりたい。
■話は変わる。あれから4ヶ月経った。あっという間という感じはぜんぜんしない。重苦しい毎日だったと感じる。
あの震災と原子力発電所の事故をめぐるいろいろで、この国の嫌な部分をまざまざと見せつけられた。それはそれとして、
最近改めて震災時の様子を撮影した動画を主にYoutubeでいくつも見ていた。印象的だったのは、あの日、東北では雪が降っていたんだな、ということで、
高台から津波に飲み込まれてゆく町を茫然と見ている人達の上に雪が降っていたのだった。いまでは多くの者がカメラ付きの携帯電話を持っているので、
ほんとうにたくさんの震災時の動画がアップロードされている。昔だったら「貴重な資料映像」と言われたのではないかと思うほどに鮮明に撮影された地震、
津波、液状化現象等の様子を見ることができる。浦安の埋立地と思われる場所で、強い揺れのため外に出てきたコンビニエンスストアの店員が歩道上にへたりこみ、
その歩道が舗装ごと動いていき、さらに泥水が地中から噴出してくる様子などは、津波のショッキングな映像とはまた違う驚きであった。
■さらに話は変わって、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2011 in EZOの出演者の追加とタイムテーブルが発表となった。これはちょっとまずいというか、
ここ数年でいちばん魅力を感じないラインナップとなってしまった。ブッキングに相当苦労したように思える。
震災の影響も多少あるかもしれないが、今年は相当客数が減ると予測している。そんなときこそ行ってやりたいが、貴重な盆休みを費やすほどの価値が見出せないというのが正直なところ。
行くかどうするかはもう少し考えてみる。
No.1611 2011-07-02
新宿西口。
■電車で新宿。西口からちょっと歩いたところにある新宿センタービルの地下にあるペンタックスフォーラムでカメラのセンサーとローパスフィルタの清掃をやってもらった。
保証期間内なら無料でやってくれる。一時間ほど待ち時間があったのでヨドバシカメラでぶらぶら時間をつぶした。携帯電話のフロアはそんなに混んでなかったが、
テレビ売場とエアコン売場は盛況だった。西口には長距離バスのターミナルがあって、日本各地へのバスが出ている。以前ここから松本行きのバスに乗ったことがあった。
津山行きのバスなんてのもあって、そういえば前に津山に泊まったとき、冬の夜明け前、津山駅前にどこかからの長距離バスが到着するところを見たな、と思い出した。
渋谷や池袋には苦手意識があるが新宿はなんとか大丈夫だ。センタービルのとなりにはモード学園かなにかのけったいなビルが建っている。
■ペンタックスフォーラムの人達は感じがよく、丁寧でよかった。用事が済んでそそくさと新宿を後にして電車に乗って帰った。
No.1610 2011-07-01
■ひさしぶりにヨーカドー側のイオンの中にある大戸屋で食事。津田沼界隈は定食屋がなくて困る。
かつては線路沿いに「のざわ」という安くてたくさん食べられるおいしい定食屋さんがあったのだけど、ご主人が亡くなって店を閉めてしまった。
駅の南口の階段を下りてすぐのところにある「SLつけ麺」という店の定食は、のざわの味に似てておいしい。そこのつけ麺は食べたことない。
■あと、イオンの中にある金券ショップでJR東日本とJR東海の株主優待券があったので買った。タワーレコードにも寄ってみたら、
しばらく来ない間に「大人のJ-POP」とかいうコーナーができてた。あと洋楽のCDの棚が斜めに置かれてたのが壁と平行の配置になってた。
ジャズのコーナーには上原ひろみのCDがたくさんあった。
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