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No.1680 2012-4-29
江ノ島駅
江ノ島駅。

■江ノ島などに行っていたのだった。
はつかしながら、江ノ島に行ったことがなかったのだ。で、思い立って行くことにしたのだが、連休に江ノ島とか、東京近郊の観光地に飛び込むことのおそろしさは 一応知ってるつもりなので、行くならば朝早くだろうな、と思ったんで、江ノ島の近隣の宿に泊まれば、翌朝早くから行けるぞと思いついて、 藤沢や大船あたりのホテルを探ってみたが、さすがに連休ということだろう、軒並み満室だった。鎌倉や江ノ島のホテルはたぶん値段が高いだろうから、 最初から調べなかった。だったらかなり早起きして電車で行ってやろうと、早くに目覚ましを鳴らして起きた。いつのまにか、もうずいぶん夜明けが早くなっていた。 津田沼から快速で大船まで。大船からは湘南モノレールで終点、湘南江ノ島駅まで。
■モノレールの湘南江ノ島駅は建物の4階あたりにあるので、階段で地上まで降りるのだけど、その階段で、老人がとつぜん、びたん、と転んだのでびっくりした。 うつぶせの向きに転んだから、頭など打ってないようで、立ち上がって歩いていった。江ノ電の踏み切りを渡り、海の方向へ歩く。道沿いには古い旅館や飲食店、 「貸席」と書いてある建物などがある。交通量の多い国道134号線をトンネルでくぐって渡ると、景色がぱっと開けて、海に浮かぶ江ノ島が正面に見える。 海岸と島が砂嘴でつながっていて、砂嘴の上には車も通る大きな橋が架かっている。片側には幅の広い歩道があって、観光客の家族連れやカップルなどがずらずらと歩いてる。 しばらく歩き、島の入口に青銅の鳥居が立ってるのが見える。スパなんとかという施設も見える。狭い道の両側には小さな店が建ち並び、参道らしい雰囲気になっているが、 まだ朝の早い時間帯なので、土産物店など、観光客相手の店は閉まっており、通りもがらんとしている。

江ノ島
江ノ島。

江ノ島の猫
江ノ島の猫。

■上り勾配の参道を突きあたりまでのぼってゆくと、赤い鳥居のすぐ奥に妙な形の門がある。江島神社の瑞心門というやつで、竜宮城ぽい感じにデザインしたものなのだろう。 そのまま門の中を通って石段を上がってゆけば、島の中央方面へ行くのだけど、そちらには行かず、島の東側寄りにある石段を登ることにした。 門の脇には「エスカーのりば」というのがあって、切符売り場がある。そこの前に、白黒の猫がぽつんと座っていた。人を怖がらず、おだやかな顔をしていた。 石段の途中、木を垂直に駆け下りるリスを見た。そのまま登ってゆくと、みどりの広場という場所に出る。眼下にはおだやかな海とヨットハーバー、対岸の町並みが見える。 いろいろな花が咲いている花壇があり、その一角に猫がいたので、低い姿勢で撮ろうと思ってしゃがんだらその猫が勝手にこちらの膝にのってきた。人懐こい猫である。 島のところどころにエスカーのりばがあって、これはどうやら、石段の多いこの島の上のほうまで行けるエスカレータらしい。
■さらに上のほうへ行くと、少しひらけた場所に出る。毛の長い猫が一匹いたが、この猫はあまり人が好きではないのか、近づくとすーっと逃げていった。 ガラス張りの展望台が見える。眺めのいい場所にはレストランなどがある。島の奥のほうへどんどん歩いていくと、島が少しくびれたような場所に出る。 石段をちょっと降りてもう一度登るような地形になっていて、そこを歩くと左手が突然視界がぱっとひらけて、断崖がそびえている。東尋坊みたいで、海面からかなりの高さだ。 学生くらいの三人組が前を歩いてて、そこの崖の景色を見て、すげえとか言って、はしゃいでいた。
島のかなり奥のほうまで来た。江島神社は、島内に三つの宮を持ち、島のいちばん低い場所にあるのが辺津宮、中腹にあるのが中津宮、いちばん奥にあるのが奥津宮である。 それぞれの宮に、名前に「比賣命(ひめのみこと)」とつく女の神様が祀られている。明治の神仏分離までは弁財天を祀っていたというので、その流れを汲んでいるのだろう。 奥津宮の拝殿の天井を見上げると「八方睨みの亀」という絵が掲げられている。亀に睨まれてもそれほど迫力はないが、なかなかユーモラスな、いい絵だ。

稚児ヶ淵
江ノ島でごろごろする人たち。

江ノ島の猫たち
江ノ島でごろごろする猫たち。

■いくつかの石段を下ってゆくと、細い路地の向こうに海が見える。下りきって海辺まで降りたところが「稚児ヶ淵」で、海中の海蝕台地が関東大震災のときに隆起してできたという、 ごつごつした独特の地形をしている。海はまぶしいが穏やかで、強い日差しで夏のような陽気だが、海辺は気持ちのいい風が吹いている。江の島岩屋という洞窟もあるようだ。 石段を上って戻る。奥津宮のそばの、ちょっとした庭のような場所に、猫がたくさんいて、日陰にぺたっと寝そべったり、落ちてる木の枝で遊んだり、水を飲んだり思い思いに過ごしている。 しばらく様子を見ていると、その中の二匹が急ににらみ合いをはじめて、殴り合いになりそうな雰囲気になったが、急にそのうちの一匹が腹を見せてごろんと寝そべったので、 争いは回避された。来た道を引き返し、せっかくなので展望台に上がってみた。展望台は「サムエル・コッキング苑」という、よくわからない名前のついた庭園の中にあり、 たくさんの花が咲いている中をゆくとエレベータの乗り場がある。一気に上まで上がると、360度の景色が一望できて、胸のすくような景色だ。 空気が澄んでいるときなら富士山も間近に見えることだろう。足元に島内の様子が見え、徐々に観光客が増えてきてるのがわかる。 江ノ電が走ってるのでも見えないかなと目をこらしたが、そこまでは視認できなかった。降りるときは階段を使った。螺旋階段を歩いて降りると風が心地よい。
■庭園を出たところで大道芸をやってる人がいたのでちょっと見てみたがが、なにをやってるのかいまいちわからなかった。石段を下って中津宮まで戻ってくると、 猿まわしをやってて、けっこう見てる人がいた。辺津宮の前を通り、石段を下って瑞心門をくぐると参道に出る。朝に通ったときとはうってかわって、人がぎっしり歩いている。 人並みをかきわけながらどうにか参道を抜けて橋のところまで来た。対岸の駅の方向から人がぞろぞろ橋を歩いて島へと向かってゆく。 帰りは湘南モノレールではなく、小田急江ノ島線を利用。片瀬江ノ島駅は、竜宮城を模したという、へんてこな駅舎である。人がものすごく多くてびっくりした。 こりゃたいへんだと思ったが、Suicaにいくらか入金した残高が残ってるので、人ごみの中を切符買いに行かずに済んでよかった。小田急江ノ島線に乗るのは初めて。 新宿駅まで行く直通の特急列車もこの駅から出てるようだ。藤沢駅まで、ほんの短い区間の乗車。電車は空いている。途中、鵠沼海岸という駅がある。 このあたりは鵠沼とか腰越、辻堂、逗子、扇ガ谷など、古くからの風情ある地名が残っていていいなと思う。

円覚寺弁天堂
円覚寺弁天堂。

■藤沢でJRの東海道線に乗り換え。ひとつ隣の大船まで。一度駅から出て、駅前の商店街を歩いてみた。人通りも多く、なかなかにぎわっている。 中華の店で昼ごはん。定食を食べたら腹いっぱいになった。大船駅のホームからは、大きな観音様の白い顔が見える。大船観音というらしい。 大船から横須賀線で一駅、北鎌倉で下車。駅からすぐのところにある円覚寺へ。 国宝のある場所で、これだけ駅からのアクセスがいいのは他にあまりないのではないか。円覚寺には国宝がふたつある。 国宝の舎利殿にはまったく近づけず、はるか遠くから見ることしかできなかったが、境内の新緑や、苔のむした石垣が美しかった。 人通りの多いところで一匹の猫が丸くなってぐっすり眠っていた。さわっても気にせず寝ていた。 山門も仏殿も大きく立派で、もうひとつの国宝は同じこの円覚寺の梵鐘という大きな鐘で、長い石段を上がったところにある。 とくにとりたてて書くほどの特徴も見受けられなかったが、つくられたのが1301年というから、700年以上昔のものであるということがすごい。 境内にはビャクシンの古木がいくつかある。自分の住む千葉ではビャクシンはあまり見られない。ビャクシンは、千葉の名産である梨の病気の原因となる病原菌を持つので、 条例等で植えたらだめになってるエリアが多いのだった。

建長寺山門
建長寺山門。

■北鎌倉の駅の脇の踏み切りを渡って、横須賀線に沿う神奈川県道21号線を南東方向へ歩く。とても暑くて頭が痛くなり、夏の訪れを感じる。 それほど広くない道で、歩道も狭いが、観光客がずらずらと歩いている。道沿いには観光客の財布を狙う飲食店や土産物店、 誰が入るのかと思うような自称ギャラリーなどがぽつぽつある。車は渋滞。このへんに住むひとは、よそ者が車で来て渋滞を起こすから、 自宅から車を出すのも、帰るのも苦労するだろうなと思う。1kmほど歩くと建長寺。円覚寺とともに、臨済宗の寺で、 関東で禅寺というとこの二つの寺が特に名が知れているようだ。こちらの寺も、大きく立派な山門がそびえ、境内中央には法堂と呼ばれる堂々とした講堂が建つ。 山間のような地形にあるせいか、山門から仏殿、法堂、大庫裡が縦にまっすぐ並ぶように配置され、そのすぐわきに鐘楼や方丈がある。 鐘楼にかかる梵鐘は国宝で、表面に刻まれた銘文中に「建長禅寺」という言葉が確認できる。方丈の裏手にある庭園は国の史跡、名勝に指定されているらしく、 靴を脱いで方丈に入り見に行ってみると、小さなゴルフ場みたいだった。売店のガラス窓に「建長寺の御守りをダウンロード」と書かれたポスターが貼ってあって、 QRコードというんだろうか、四角いモザイクのバーコードみたいなやつがある。「1ダウンロード 525円」だそうだ。なんてありがたみのない御守りなんだ。時代である。
■建長寺のすぐ近くに円応寺という小さな寺があったので入ってみた。こちらも臨済宗の寺のようだ。本堂に入ると正面に堂々とした閻魔王の坐像があり、 両側の壁に沿って、地獄の裁判官である十王の像が並ぶ。みな怒ったような顔をしている。人が死ぬと、この十王たちに生前の罪を裁かれるのだそうで、 悪いやつは三途の川を泳いでわたらなければいけないらしいから、泳ぎが苦手な人は悪いことしないほうがいい。倶生神は、人が生まれたときからずっと肩のあたりにいて、 その人のやったいいこと悪いことをぜんぶ記録してるらしい。そんなような説明がいろいろ書いてあって、おもしろい。昔の人の生死観が垣間見える。 いつの間にか道路は横須賀線の線路から離れている。このあたりは「雪ノ下」という地名で、どういう由来なのかはわからないが、なかなかいいなと思う。 でもこのあたりはそんなに雪も深くないと思うのだが。下り坂を南東へさらに歩くと近代美術館の別館があり、その少し先には鶴岡八幡宮があるが、 立ち寄らなかった。鎌倉を訪れるのはこれで二度目だが、鎌倉のメインとも言える大仏も鶴岡八幡宮もまだ見てない。 鶴岡八幡宮の角から鎌倉駅までを結ぶ「小町通り」という道があって、そこには商店や飲食店がところ狭しと建ち並んでおり、 人の大渋滞が起きていた。急ぐ必要もないのでそれほどいらいらもしなかったが、それでもやはり自分のペースで歩けないというのはいやなものである。 ちょっとずつちょっとずつ進んで、ようやく駅前まで出た。鎌倉駅からは総武線直通の横須賀線快速でまっすぐ津田沼まで。
No.1679 2012-4-28
■昨年末にJR全路線乗車を果たすことができたので、この路線の景色はよかった、とか、ここは見所が多かった、 とか、なにかそういったものを、思い出しながら、いろいろまとめて書きたいなと思っているこのごろである。
■このところ、中古のCDをいくつか買った。千葉のディスクユニオンで買ったのだった。 Shalamar、Earth, Wind & Fire、Jazztronik、Cheryl Lynn、ゴンチチなど。 たくさん買っても2000円とか3000円くらいで、夢のような話である。 フィッシュマンズのアナログ盤が何枚か売ってたが、5000円とか10000円するから買わない。 働くようになると音楽なんて聞く暇ないし、だんだん聞かなくなる、ジェットストリームすら聞かなくなった、 とかそういう話を昔、よく見聞きしたが、相変わらずいろいろ聞いてるし、聞きたいものもある。ラジオもけっこう聞いてる。
No.1678 2012-4-21
■RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZOの出演者の第二弾発表があった。
a flood of circle、KEYTALK、THE★米騒動、斉藤和義、 SCOOBIE DO、Dr.DOWNER、怒髪天、ねごと、 Permanents(田中和将&高野勲 from GRAPEVINE)、初恋の嵐、PHONO TONES、Heavenstamp、THE BAWDIES、 bonobos、矢沢洋子、ROVO、Lonesome Strings and Mari Nakamura
■知らない名前もたくさんあるが、いまのところ、派手さはないものの、第一弾に続いて、わりといいんじゃないかという感触がある。 初恋の嵐なんて、おお懐かしい名前、と思った。活動を再開していたようだ。才能あふれる若者達だったが、いよいよこれから、 というとき、2002年、若くしてボーカルの西山氏が急逝し、活動休止だったのだ。そのころはちょうどPOLYSICSがメジャーに移って、 ナンバーガールの作風が徐々に変わっていったり、くるりの新しいアルバムを聞いたら打ち込みがいっぱい使われてたり、 Hermann H.&The Pacemakersの初のフルアルバムが出たり、RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZOが三回目、四回目、 と、着実に開催を重ねるようになってきたり、そんな時代だった。
■bonobosは、いつのまにか三人になってた。ねごととかTHE★米騒動、KEYTALKとか、若い世代のいいバンドもどんどん出てきている。 ROVOやSCOOBIE DOは、まあ、絶対いいライブやるんだろうなという安定感すらあるし、GRAPEVINEの田中氏絡みのやつも渋くて良さそうだ。 次の発表は5月1日だそうだ。
No.1677 2012-4-21
千葉の猫
千葉の猫。

■唐突だが、この10年くらいの間に、身近な人たちが亡くなることが増えた。これが年をとるということなのだろうと思う。 父や祖母や義祖母や叔父や同世代の従兄弟や猫達が世を去り、甥や姪が大きくなっていくことに時間の経過を強く感じる。
■ところで、千葉のディスクユニオンの入ってるビルの3階にある沖縄料理屋にひさしぶりに行って、沖縄そばを食べてきた。 おいしかった。沖縄そばはだいたいうまい。あのつゆがうまい。そこの店の裏手の道で、猫を二匹見た。そのあとパルコにも行った。
No.1676 2012-4-18
■このあたりでは桜もすっかり散ってしまったが、ようやく東北でも桜が開花だそうだ。
■北朝鮮のミサイルとか、尖閣諸島を東京都が買い取りする、とか、色々にぎやかである。 なんにせよ、しっかり国を守ってもらいたいし、そのことに税金を使うのなら文句はない。 ぎゃあぎゃあうるさい市民団体みたいなうさんくさい連中もいて、めんどうくさいやつらである。 なんの理由もなく、反権力がかっこいい、と思い込んでる人が50代以上に多い。いまだに朝日新聞に権威を感じている層である。 テレビや新聞の情報を鵜呑みにする人たち。いつまでも、日本が賠償するべき、とか言い張ってる人たち。 そういう人たちがあの世に去ってから、ようやくこの国もいいほうに向かうんじゃないかな、 と期待込みで予想している。
■国内に目を向けると、いまも、昨年の震災で発生した瓦礫の処理を受け入れる、受け入れない、とやってる。 素人の感覚で言わせてもらうと、少しでも悪い影響が発生する可能性があるものならば、なるべく拡散させないほうがいいのではないかと思う。
■あの震災から丸一年以上経っていまも「絆」とか言ってるが、結局、東電と政治家と経済界の強い絆を見せ付けられただけでした。
No.1675 2012-4-09
■RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZOの出演者の第一弾発表があった。
■青葉市子、吾妻光良 & The Swinging Boppers、アルカラ、andymori、indigo jam unit、おおはた雄一、Curly Giraffe、9mm Parabellum Bullet、 KING BROTHERS、SPECIAL OTHERS、チャットモンチー、te'、電気グルーヴ、堂島孝平×A.C.E.、The TRAVELLERS with NAOYUKI FUJII、 THE BACK HORN、ヒダカトオルとフェッドミュージック、BIGMAMA、フジファブリック、FRYING DUTCHMAN、BRAHMAN、POLYSICS、マキシマム ザ ホルモン、 雅-MIYAVI-、矢野顕子×上原ひろみ、LITE、LAMA、Leyona、ONE OK ROCK、N'夙川BOYS 、TONE PARK
■だいたい毎年、第一弾の発表のあとは、う〜ん…、というリアクションになる場合が多いのだが、今年に関しては、おっ、けっこういいじゃん、という感じ。知らない人もたくさんいるが、知ってる範囲でいくと、 吾妻光良 & The Swinging Boppers、KING BROTHERS、SPECIAL OTHERSあたりの、過去にすばらしいライブを見せた人たちに加えて、私の大好きなindigo jam unitが今回初めて出る。 矢野顕子×上原ひろみもおそらく期待通りのライブをやってくれるだろう。
■ネット上での反応を見ると、電気グルーヴの出演を喜んでいる人が多いように見えたが、 正直、自分は彼らの魅力がよくわからないのだった。でも集客力がある人たちだから、いいと思う。 今年も行けるだろうか。今後の追加発表にも期待している。
No.1674 2012-4-07
茜浜
茜浜。

茜浜の猫
茜浜の猫。

さくら広場

さくら広場
さくら広場。

■新年度になった。
学生気分を引きずっている新入社員風の連中を駅などで見かける。以前なら、けっ、とか思っていたが、 最近は、この時代によく、スーツ着るような会社に就職できたな、大変だったろうな、とかちょっと思う。 春の嵐みたいのが先日あって、またこれは都内で大掛かりな帰宅難民ごっこが起きるかな、とおもったが、 今回はさすがに、いままでの経験から学んだのか、社員を早い時間に帰らせる会社が少なからずあったらしく、 なかなかいいことである。私の会社も、午後には、さっさと帰るべ、という話になり、まだ電車が動いてるうちに帰宅できた。
■朝は自転車で茜浜。今年に入ってから、ここの海辺から初めて富士山を見た。うっすらぼんやりしていたが、ちゃんと山のかたちが見えた。 猫は3匹。いかつい顔をしているわりには声が高い猫がいて、こちらの顔を見ては、にゃにゃと言っていた。それからさくら広場へ。 ようやく桜も咲いて、七分咲きといったところだろうか。先日、開花する前に行ったときはひと気もなくがらんとしていたが、 さすがに咲くと人も多く訪れ、家族連れなどでにぎわっていた。桜はきれいでいいなと思う。 なぜ日本人は桜を愛でるのか、とかそういう話題がたまにある。いろいろ理由つけて、 はかなく散るさまがどうとか、災害の多いこの国に生きる人の無常観がどうの、とかなんかむつかしい解釈をする人がたまにいるが、 単純にきれいだからだろう。桜が咲くと、景色がぱっと明るくなるのがいい。 考えてみたら、桜が咲いているときにちょうど見に行けるタイミングというのは、仕事をしているとなかなかなくて、 咲いている期間も短いし、せっかく咲いても雨や風ですぐに散ってしまったりする。今年は運よく週末の天気に恵まれた。
■帰りは新習志野駅前のミスターマックスに立ち寄った。いろいろ安い。安いのはありがたいなと思うが、こんなに安くして大丈夫なのか、とも思う。 過剰に安くしてるということはどこかに無理がかかってるんじゃないか、とも思うし、それとも存外、これまでがぼったくり料金だったから適正な値段なのかな、 と思う商品もある。
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