津田沼ノート2012年2月

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No.1668 2012-2-28
■気づけばもう2月も終わりで、もうすぐ春が来るのかなと感じる日が最近何日かあった。今年はうるう年で、29日まである。夏のオリンピックのある年がうるう年になってる。今年はどこでオリンピックやるんだったっけ、と少し考えてしまった。たしかロンドンだったように思う。オリンピックは、回を重ねるごとに見なくなってきている。そもそもテレビをほとんど見ない、というのが大きいのだろうが、前回のペキンの大会など、1分、1秒たりともオリンピックの競技を見なかった。今回はどうだろうか。
No.1667 2012-2-22
■東大阪市にあるレコード店に注文していた中古レコードが届いた。通販で買った中古レコードが届くと、去年の3月の地震の翌日にも中古レコードが届いたことを思い出す。たしかあのときは福岡のレコード店からだった。こんなときでも物流はしっかりしてるんだな、と思った。そしてこんなときに音楽を聞いてていいものなのかなという、がらにもなく妙なことを考えたりもした。
■それはそれとして、最近思っているのは、音楽ソフトの形として最後まで残るのは、ひょっとしたらこのアナログ盤なのではないか、ということで、データという形で流通している音楽は今後、限りなく無料に近づいていくだろうし、音楽で生計を立てようとする人は、生演奏、要するにライブコンサートで稼ぐしかないんじゃないかと思う、という話は前にも書いたか。で、よく考えたらCDっていうのは、半永久的に保存がきくような気になってしまうが、ハード、ソフトの両方から考えて、今後ずっと再生が可能かというと、かなり危ういように思うのだ。その点、アナログ盤は、刻んだ溝に針を落として音を拾うという、かなり原始的なものなので、磨耗という問題はあるにせよ、再生に関して言えばどうにでもなるだろうと思う。

No.1666 2012-2-12
■そういえば先日、山下達郎のライブのチケットがようやく手に入ったのだった。正確に言うと、抽選販売に当選した、というだけなので、まだ手元にはチケットはない。 3月17日土曜日のNHKホール。既にライブツアーは昨年の11月から始まっていて、今年の5月まで、全国64公演くらいある。今回のツアーに行った人の感想などをネット上でちらほら見たが、ぜひ生で聞いてみたかった曲をいくつもやってるようで、まだ一月以上先だが、楽しみである。
■ディスクユニオンでThe SpinnersやThe Stylisticsのアルバムを中古で買った。フィリー・ソウル系のど真ん中の音楽が聞きたくなったんである。あと、Amazonでフランク・シナトラのアルバムも一枚買った。
No.1665 2012-2-03
■1月は暗い話題になってしまった。葬式の話なんてみな読みたくないとは思うが、後から自分が読み返すために書いてるようなものなので、そこはひとつ、まあ、すいません。月があらたまったので、なにか新しい話題でもと思ったが、しばらく自転車にも乗っていないし書くこともそんなにない。
■父は財産も特に残してないから、面倒な諍いも起きなくて、これはこれでいいことなのではないかと思う。唯一、父の形見らしきものといえば、父が入院中使っていた電動のひげそりくらいで、誰も持ってく人がいないから自分がもらってきたが、よく考えたら私はシェービングフォームとT字のちょっといいやつでひげそりをするから、電動のやつは使う機会がない。
■そういえば腕時計の金属製のベルト部の一部が破損したので修理に出した。オーディマピゲやブレゲ、バセロンコンスタンチンやパテックフィリップみたいな高級時計ではないし、ましてやオメガ、ロレックスレベルですらない安物だが、なぜか気に入っててもう何年もつけている。私に会ったことのあるひとならば、ああ、あのごっつい黒いやつか、と記憶してるかたもあるかもしれない。いや、覚えてないか。この腕時計もそうだし、傘ももうずいぶん長いこと使っている。一度強風で骨をやられてしまったが、谷津の商店街の修理屋で直してもらって今も使っている。
■気に入ったものは長く使えるなと思った。こんなこと、いまさら書くまでもない当たり前のことかもしれないが。でも以前はだいたい、いろんなものを紛失したり、壊したり、最初はいいと思ってたのに気に入らなくなって捨ててしまったり、間に合わせで買ってやっぱり気に入らなくて捨てたりしていた。大事に長く使えるものがまわりにいくつかあると、もうおっさんのくせに少し大人になったような感じがする。
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「津田沼ノート」は武田がやっています。