津田沼ノート2017年3月

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No.2102 2017-03-25

■電車で東京駅まで行った。銀座や丸の内界隈へ。千葉の三越は潰れたが東京の商業施設は相変わらずの活況である。もう最近は何か買い物に東京へ、というと新宿や渋谷、ましてや恵比寿やら表参道みたいなところには全く足を踏み入れず、もっぱらこの銀座、丸の内、日本橋界隈である。一昔前に比べて色々なタイプの商業施設ができて、若者比率も他のエリアと比べたら低く、落ち着いてる雰囲気なのが良い。そもそも近所でだいたいの用が足りるから東京まで買い物といって出かけること自体がほとんど無いのだけど。旧東京中央郵便局の敷地に建つJPタワー内の地下1階から地上6階が「KITTE（キッテ）」という商業施設になっており、そこに初めて入ってみた。 2013年からあったらしい。キッテというネーミングは郵便局だったことからであろう。雑貨の店が多く、人に贈るプレゼントを探すのに良さそうな店がいくつかあった。
No.2101 2017-03-21

■千葉の三越が3月20日をもって閉店になった。翌日その横を通りかかったので様子を見たら早くも三越のライオン像が撤去されていた。あらゆる出入口のシャッターも閉められ、垂れ幕や告知類も全て剥がされていてなんだかやけに建物が煤けているように見えた。これで千葉はパルコと三越という二つの大型商業施設が撤退となった。正直なところ、残念という気持ちはパルコのときほどはなかった。ほとんど利用したことがなかったからである。地下の贈答品売り場で帰省土産を買ったことが一度か二度あったくらい。そのときはさすがに接客が良いなと感じた。いま百貨店の存在意義ってどんどん薄れていってるように思う。
No.2100 2017-03-19

■津田沼駅前のインドカレー屋で昼ごはんを食べた。最近いろんなところにインドカレーの店ができているが、だいたいどこも同じようなメニューや価格設定になっていて、チェーン店ではないみたいだけど元締めみたいのがいるのではないかと思う。津田沼駅前にあるこの店は近年の出店ラッシュよりもずいぶん前からあった。わりといつ行ってもお客さんがけっこう入ってて、おいしいし値段もそこそこ手ごろである。インドカレー屋さんの店員さんはインド人じゃなくてだいたいネパールの人とかスリランカの人とかみたいである。
No.2099 2017-03-18

■夕方、電車に乗って本八幡まで。駅から歩いて市川市文化会館。山下達郎のライブツアー初日の会場である。やっぱり近いのはいい。今はチケットの高額転売が蔓延っており、ダフ屋まがいのことを素人も手軽にできるようになってしまっているため、入場時に免許証等の提示をするなど、本人確認を厳しく行うようになっている。それでも完全に転売を排除できないようで対策をしてもイタチごっこである。
■ライブは相変わらずのクオリティで、バンドメンバーの演奏も磐石である。コーラス隊三人のうち二人が若いメンバーに入れ替わったが、そのコーラスがとても良くなっていた。ただ、今回初めて達郎さんのボーカルの衰えのようなものをわずかだが感じてしまった。64歳なんだからそれは当たり前のことだし、いつ「もう引退します」と言ってもおかしくはない年齢なので覚悟はしておかないといけない。実際今回のライブ中のMCで「そろそろ体力的なことを考えて、いままでみたいな長時間のライブは見直そうかと思っている」という趣旨のことを言っていた。
■セットリスト。

1.SPARKLE
2.いつか
3.ドーナツソング
4.僕らの夏の夢
5.風の回廊
6.guilty
7.FUTARI
8.潮騒
9.ターナーの汽罐車
10.It's not unusual
11.THE WAR SONG
12.SO MUCH IN LOVE
13.Stand by Me
14.クリスマス・イブ
15.蒼氓
16.ゲットバックインラブ
17.メリー・ゴー・ラウンド
18.LET'S DANCE BABY
19.高気圧ガール
20.CIRCUS TOWN
(アンコール)
21.ハイティーン・ブギ
22.Ride On Time
23.THE THEME FROM BIG WAVE
24.Last Step
25.YOUR EYES

■6曲目「guilty」は鈴木雅之への提供曲、10曲目の「It's not unusual」はトム・ジョーンズのカバー、12曲目の「SO MUCH IN LOVE」と13曲目「Stand by Me」はアカペラで、 21曲目の「ハイティーン・ブギ」は近藤真彦への提供曲である。いま改めてセットリストを見て、25曲もやったのかと少々驚く。新しい作品のリリースがあってのツアーではないので選曲をどうしようか考えたが、結局いま自分がやりたい曲を選んだと言っていた。「FUTARI」や「メリー・ゴー・ラウンド」が聞けたのは嬉しかった。ライブアルバム「JOY」のテイクに勝るとも劣らない名演だった。一番良かったのは2曲目の「いつか」かな。ボーカルとコーラスの関係が素晴らしかった。涙が出た。「クリスマス・イブ」でのプロジェクションマッピングによる演出も美しかった。「CIRCUS TOWN」はライブで聞くのは初めてだったがこれも素晴らしいグルーヴ感があり、40年前の曲なのにまったく色あせない作品だと感じた。初日ならではのバタバタもまったくなかったわけではないが、文句無しのとても良いライブだった。山下達郎のライブは本当にいつも終わった後の満足感がすごい。セットリストもMCの内容も、以前のライブと比べてそれほど新鮮味があるわけではないが、落語の名人みたいに山下達郎がなんかやってる、というだけで成立しているように思う。ライブは2010年からツアーごとに見ているが、回を重ねるごとに若いお客さんが増えているように感じる。近いから帰りも電車に乗ってすぐ津田沼についた。
No.2098 2017-03-05

■津田沼駅の南口にあるモリシアという商業施設の前の広場で消防梯子車に乗ることができるイベントが行われていた。高低差というのは下から見上げてもいまひとつ実感しにくいが、梯子の先端の人が乗る籠部分は相当な高さだというのが下から見てもわかった。
No.2097 2017-03-04
■引越しが済んでも週末ごとにまだまだやることがあって、新調したものが届いたり、買い足したり設置したり何かしらの業者が来たりでなかなか落ち着かない。新しいソファが届いてなんとなく部屋らしくなった。
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「津田沼ノート」は武田がやっています。