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No.2059 2016-08-20
■蘇我のフクダ電子アリーナまで行った。天皇杯の千葉県代表を決める試合が行われるので見に行ったんである。
千葉県サッカー選手権大会兼天皇杯千葉県予選決勝はJFLのブリオベッカ浦安と関東1部リーグのVONDS市原の対戦となった。
この試合の勝者が天皇杯一回戦でJ2の東京ヴェルディと対戦することが決まっている。
試合開始直前、一時的に激しい雨が降ったがすぐに止んだ。試合は前半に市原が先制し、後半にも追加点をあげて0-2で市原が勝利。
VONDS市原は初の天皇杯出場を決めた。
■市原のユニフォームは緑色で、背中のスポンサーロゴが小湊鉄道である。かつて市原で活動していたジェフユナイテッドのスポンサーはJR東日本だが、
それと比べるとかなり規模の小さなスポンサーだなと思う。でも市原の鉄道会社なので地域に密着している感があっていいと思う。
関東1部リーグは、J1から数えてJ2、J3、JFLの次にくるリーグで、言ってみれば5部リーグとなる。今はカテゴリーの低いリーグにもプロ経験者がおり、
JFLの浦安にも、関東1部の市原にもプロ経験のある選手が複数いる。こんな風に下のカテゴリーの底上げも徐々に進んでいるのだなと感じる。
No.2058 2016-08-14
■朝、ホテルの近くに川沿いの良さそうな道があったので行ってみた。川だと思ったのはアラワイ運河という名前で、
南東方向から北西方向へと水が流れており、南東を見ると運河の先にダイヤモンドヘッドの一角が見える。
ベンチが置いてあるので少し座ってみる。向こう岸にはゴルフ場が見える。ジョギングやウォーキングをしている者が通り過ぎてゆく。
カイウラニ通りに面して「キングス・ビレッジ」というちょっと寂れた小さなショッピングモールみたいな、かわいらしい建物の並ぶ一角があった。
敷地に入ってみると人がぜんぜんいなくてシーンとしている。閉鎖された店舗がたくさんあって、一応いくつかの店舗は営業している。
ハワイ初日に食事をしたRock Island Cafeもここにある。かつてはけっこう賑わっていたらしい。
今は違う場所に大きな商業施設がたくさんできて、寂れてしまったようである。
■10時になったのでカラカウア通りにあるアップルストアへ行ってみた。わりと混んでいる。ちょっと欲しいなと思っていたiPad Mini4を見た。
値段によっては買って持ち帰ろうかと思っていたが為替を計算してみたら日本で買うのとそんなに変わらず、あんまり安くないからやめた。
ロイヤルハワイアンセンターの中を歩いてみたりクッキーの店に入ってみたりしながらまたワイキキビーチまで歩いて行った。
「デューク・カハナモク」という人物の像があった。生粋のハワイ人サーファーであり、オリンピックの水泳選手でもあったそうだ。
その台座に自分の飼い犬を乗せて写真を撮ってるおばさんがいたが、犬がどうしたらいいかわからずおろおろしていた。
それにしてもビーチは本当に美しい。「リゾート」という言葉で思い浮かぶ色はこんな色だなと思うような空と海の色である。
■カラカウア通りとクヒオ通りの間にある小さな通りをいくつか歩いてみた。安く借りられる長期滞在者向けの宿もあるしアパートメントもある。
弁当屋もある。道端に停まっている消防車が黄色だった。丸亀製麺もあった。なかなか繁盛しているようだった。スーパーマーケットに
チョコがけのカシューナッツがあって、おいしそうだったので買った。台湾のタピオカ入り飲料の店があったので、冷たいカフェオレを注文。
甘さを何段階か選べるようになってるので「標準」にしたらかなり甘かった。工事現場の人たちを見ていたら皆笑いながら楽しそうに仕事をしていた。
いろんな店でも感じたが、従業員同士が和気藹々とした雰囲気で、日本とは違うなと思った。ホテルに戻って陽気なフロントスタッフにチェックアウトの手続きをしてもらった。
送迎の車に乗り、空港まで。
■ハワイにいる間、少しIngressとポケモンGOをやってみた。プレイヤーがけっこういるようで、Ingressではさかんにいくつものポータルの色が変わり、
千葉のカニ道楽のポータルキーをそのへんに置いたらすぐに誰かが拾ったようだった。ポケモンGOではあちこちのポケストップで課金アイテムである
ルアーモジュールが使用されていた。台湾でも感じたが、やはりスマートフォンでGoogleMapが使えるのはとても便利だった。
The Busのアプリを使って路線や時刻の検索もした。店の場所や開店時間などもすぐに調べることができて本当に役に立った。写真も撮れるし。
帰りもハワイアン航空の便。買った長袖シャツをちゃんと着込んで搭乗したので、往路便よりもちゃんと眠ることができたように思う。
成田空港についたら空気が水っぽいというかお湯っぽかった。
■ハワイは気候が良く、海や空が美しく、町もきれいで治安も良く、飲食の値段が高いこと以外は良いところだった。
旅行先として人気があるのもよくわかった。買い物やマリンスポーツに興味があればもっと楽しい場所なのだろう。
自分のお金で再訪することはもうないかもしれないが、もしまた行くことがあればカイルアやノースショア方面、オアフ島以外の島にも行けたらいいなと思う。
台湾でもそうだったが、旅行で滞在するくらいなら言葉は意外とどうにでもなると感じた。これが非英語圏の国へ行くとなるとまたぜんぜん違って色々苦労するのだろう。
No.2057 2016-08-13
■クヒオ通りとカイウラニ通りの交わるあたりに三角形の小さな公園があって、プリンセス・カイウラニの像がある。
そこにあるバス停から路線バスに乗車。「The Bus」という路線バスがホノルル市内を網羅していて、全てではないようだが、
フロント部分に自転車ラックがついてるバスもちょくちょく見かける。ワイキキの町を南東へしばらくいくとカイムキという町に入る。
ハワイはみんな自家用車に乗ってるイメージだったが意外と生活の足として使っている人が多いようで、椅子は満席だった。
日本のバスのような降車ボタンはなく、金属ケーブルみたいなやつが壁つたいに設置されててそれを下に引くと運転手に合図がいって停まる仕組みになってる。
18thアベニューという通りにあるバス停が終点になっていて、そこで下車。上り坂になってる道の真正面にダイヤモンドヘッドの山の姿が見える。
■しばらく歩いてゆくとトンネルがある。ダイヤモンドヘッドの山はクレーターのような地形になっていて、
これは「火山活動で噴出した火山砕屑物が火口の周囲に積もり丘を形成した火山砕屑丘」なのだそうだ。トンネルはそのクレーター形状の一角を貫いて、
そこを抜けるとダイヤモンドヘッドの火口に入る。火口の内側には駐車場や広場や土産物屋があり、トロリーバスもここまで入ってくる。
広場の奥からトレッキングというのか、ハイキングというのか、そういったものが楽しめるようなコースが整備されている。最初のうちは傾斜もゆるやかでのんびり歩いていけるが、
徐々に勾配がきつくなり、長い石段があったりしてけっこうきつい。狭いトンネルを抜けると海が一望できる場所に出て、もう少しで頂上というあたりまでいったら
軽い貧血みたいな感じになってくらくらしたのでしばらく腰を下ろして休んだ。頂上は人がたくさんいて景色も眺められなかったのでそそくさと離れて、
頂上から少し下ったところにあるベンチに腰を下ろして海を眺めた。大きな貨物船やタンカーが見えた。海の色がきれいで風が気持ちよかった。
下山して、飲食物を売ってるトラックが停まってたのでマンゴーのフローズンドリンクみたいのを買って飲んだらとてもおいしかった。
他の客はカットされてジップロックみたいのに入ったパインなどのフルーツを買って食べてた。
■路線バスに乗ってワイキキ方面へ戻る。このバスもなかなか混雑していた。若者がバスの中でポケモンGOをやっていた。
運転手が突然、バス停でもなんでもないところに停車して、一度車を降りて真ん中の乗り口から入ってきた。なんだろうかと思っていたら、
客に対して、もっと前後に詰めるよう指示し始めた。ワイキキの市街地で降りて行く者が多かったが、終点まで乗り続ける者もけっこういた。
終点のアラモアナショッピングセンターで下車。空港からのバスやトロリーバスに乗っているときにも見えていた大きな商業施設である。
ブランドショップからカジュアルウェア、靴屋、フードコート、書店、携帯電話の店、ドラッグストア等々があり、日本でいうイオンとかアウトレットモールみたいな感じ。
取り立てて安いわけでもなく、人がたくさんいるので男が行ってもそれほど楽しいところではないと思う。旅の持ち物を減らして現地調達するなら一応何でも売ってるので便利かもしれぬ。
バスのターミナルになっているので、バス移動をメインにする人には役に立つ場所だろう。「NINJA SUSHI」という謎の店や白木屋もある。
■ホテルの近くまで戻る。スーパーマーケットでホノルルの地図を買った。地図記号や表記方法、強調されている箇所等にその土地の文化が反映されているように思うので、
地図を見るのはおもしろい。夜、カラカウア通りにあるH&Mに行った。帰りの飛行機の中が寒かったら困るので長袖を買いに行ったんである。
結局シャツを一枚買った。通り沿いに黒いスーツのいかつい男が立っている場所があって、いわゆるクラブ的なところだった。若者が大勢、入場のために並んでいた。
ハワイはアメリカでも比較的治安の良い場所だと思うが、夜になると若干雰囲気が変わって油断できない感じがした。
No.2056 2016-08-12
■ホノルル二日目も晴れている。朝食を食べにbillsという店まで歩いていった。朝の空気は気持ちがいい。
まったく知らなかったがbillsという店は日本にもあってわりと有名らしい。たぶん有名なのは女の人たちの間だけで、
男は知らないんじゃないかと思う。リコッタパンケーキとかいう食べ物も初めて知った。小ぶりでやわらかいホットケーキだった。
サラダやらスクランブルエッグやらいろいろ食べた。おいしかったしスタッフの対応も日本の飲食店みたいに丁寧だった。
店は広くて天井が高く、窓も大きい。客はけっこうたくさんいたがそのわりには静かで良かった。日本人らしき客も多くいた。
値段は少々高いと感じたがハワイはどこもそんなものだろう。店のある通りには、Tシャツのロゴで見たことのあるHard Rock Cafeがあった。
■ロイヤルハワイアンセンターまで行き、ワイキキから西の方向へ向かうトロリーバスに乗車。ダウンタウンと呼ばれる地区まで行き、
ハワイ州政府の庁舎の前で下車。庁舎の向かい側にはワシントン・プレイスという白壁二階建ての建物があった。
横浜の山手や元町あたりにもありそうな外観で、中の見学は予約が必要らしい。最後のハワイ王であるリリウオカラニという女王が晩年を過ごしたのだそうだ。
ハワイ州政府の庁舎は独特なデザインで、ぱっと見た感じはピロティのある近代建築だが、この建物を構成する各要素に意味があって、
建物を支えている柱はヤシの木を表し、建物周辺の池は太平洋、建物のコア部分を成す円錐形はハワイの火山をそれぞれ象徴しているらしい。
この建物にハワイ州の政治の中心としていろいろな機関が入っているが、観光客でも敷地に入っていける。建物の中央部まで入ってゆくと四角い吹き抜けになっている。
敷地内は池部分以外は芝生がきれいに整備されていた。
■庁舎と背中合わせの場所にあるのがイオラニ宮殿である。ハワイ王国時代の19世紀終盤に建てられた宮廷であり公邸だった建物である。
宮殿という言葉からイメージしていたよりこぢんまりとしていて、とりたてて豪華な装飾があるわけでもないがシンメトリーの堂々とした外観で、
二階部分は全面バルコニーになっているのが開放的でハワイらしいと感じた。内部の見学ができるツアーもあるようだが、外観だけで十分かなという気もする。
ハワイの王族が実際に使用していた調度品などに興味があれば中をじっくり見るのもいいかもしれぬ。敷地は公園になっており、
とても大きな木の下ではビッグバンドによるコンサートが開かれていた。演奏のレベルは高く、木陰で涼しい風に吹かれながら無料で聞けて得をした気分になる。
演奏が終わると、パイプ椅子を客自身がめいめいに片付けていた。
■イオラニ宮殿と道路を挟んで向かい側には有名なキング・カメハメハの像がある。像の正面から写真を撮るとその背景に写っているのが
「Ali'iolani Hale(アリイオラニ ハレ)」という建物で、こちらも19世紀終盤のもの。イオラニ宮殿によく似ているがこちらはハワイ州の最高裁判所として今も使用されている。
そのため中に入る際は金属探知のゲートもあってセキュリティチェックが厳しい。入館は無料である。1階部分はヒストリー・センターとして資料が展示されているが、
正直そんなに内容はわからなかった。人はあまりおらず静かだった。階段で二階へ行ってみたら何かの工事が行われていたのでそそくさと一階へ戻る。
内部の撮影は自由。100年ほど前の法廷を再現した部屋があり、裁判長の席に座ることもできるし被告人の立つところもある。
中央エントランスは吹き抜けになっていて、天井には八角形のステンドグラスが入った天窓があってなかなか美しい。周辺はオフィスや大学があって、
観光客の姿はあまりない。旅行用の歯ブラシがずいぶんへたっていたので、ドラッグストアで旅行用歯ブラシセットを新調した。トロリーバスに乗って
ワイキキ方面へ戻り、一度ホテルへ。
■夕方から「Star of Honolulu」というクルーズ船に乗って夕食。ロブスターをバリバリと食べ、やわらかい肉をもりもり食べる。付け合せのポテトサラダみたいなやつに
沖縄のムラサキイモが使われていた。ちょうど日が沈んでゆく時間帯で、海と空がオレンジ色になった。船内では歌のステージやポリネシアン・ダンスみたいなショーがあって、
テーブルのすぐ横で屈強な兄ちゃんが裸で勢いよく踊っていた。最後は大勢の客と船内スタッフが全員で輪になって踊って、大変な熱気だった。
寝る前に洗濯をしようと思い立ち、ホテルのそばのクヒオ通り沿いにあるコインランドリーに行った。コイン投入口のシステムが最初よくわからなくて困惑した。
うまく説明できないが、縦に25セントコインを2枚ずつ挿すスロットが10くらい並んでて、コインを全部に挿してがちゃっと押し込むと洗濯が始まる。
両替機に入れたお金が大量の25セントコインになってじゃらじゃら出てきて少し焦った。どうにか洗濯できた。中国人らしき女も自分と同様に困惑していたので、
each slotsにtwo coinsをinsertだ、と教えたら上手くできたので良かった。
No.2055 2016-08-11
■夕方、京成で成田空港まで行く。津田沼からだと羽田に行くより成田に行くほうが近くて便利だが、あんまり成田を利用する機会がない。
でも7月にも利用したからめずらしく二ヶ月連続での成田空港である。ハワイアン航空の便でホノルルまで。
非常時のためのビデオ放送の映像がハワイの美しい景色で撮影されており、内容も凝っていてつい見続けてしまう。日本の航空会社のやつは真面目でいまいちおもしろくない。
滑走路上を延々と移動。搭乗からかなりの時間を要してようやく離陸した。機内は冷房が強くて、ハワイに行くんだから要らないだろうと長袖など持っていなかったんで寒くてよく眠れない。
機内の食事はあまり食べなれない料理だったがわりとおいしかった。ミネラルウォーターの容器がゼリーみたいなやつで、蓋をぺりっと開けるときこぼれそうで緊張する。
日付変更線をに向かって越えるので、8月11日の午前がもう一回ある。9時間くらいかかってホノルル空港に到着。南国らしい開放的なつくりの空港で、
時々壁のないオープンエアの通路を通る。スマートフォンを触ってたら黒人の警備員に「ここで使うな」と注意された。たしかに「Don't use your mobile phone」みたいなことが書いてある看板がついてた。
入国審査の後、バスに乗車。路上を走る車を見ているとフォードやJeepなどが多く、TOYOTAもけっこう見るが日本ではあまり見ないタイプの、荷台のついたトヨタ車をよく見かける。
■空の色が濃い青でまぶしい。日本人観光客がとても多い。今回の旅行には、前もってAmazonで買っておいたZipSimというプリペイドタイプのSimを購入し、
機内で差し替えておいた。空港について電源を入れるとすぐにスマートフォンが使えた。やはり初めて訪れる場所でGoogleMapを使えるのは心強い。
しばらくバスに乗っているとアラモアナショッピングセンターが見える。道路の幅は広く、公園などのパブリックスペースも豊富で、敷地に対して建物が余裕をもって建てられている。
ハワイは小さな島のはずなのに、贅沢な都市空間だと感じた。さすがアメリカである。ワイキキに入り、カラカウア通りまで来ると車の往来が増える。
三車線の一歩通行になってる。道路沿いにはエルメスとかフェンディとかティファニー、グッチなどのブランド店が並んでいる。
ルイヴィトンの店舗は二階建てで青い瓦屋根のかわいらしい建物だった。ロイヤルハワイアンセンターでバスを降りる。
台北はセブンイレブンだらけだったが、ホノルルはABCストアだらけで、1ブロックごとにあるような感じ。とにかく店が多くて、買い物が好きな人にはたまらないんだろうなと思った。
オメガの店もあるしアップルストアもあるしフェラガモもあればフットロッカーやFOREVER21もある。クイックシルバーの路面店があるのはいかにもハワイっぽいが、
ヴィヴィアンウェストウッドの店もあって、ハワイにあんまり合わない感じがする。
■ホテルは海沿いのカラカウア通りから2ブロックくらいの場所にあった。建物内に入るとスマートフォンの電波のつかみ具合が弱くなったが、
ホテル館内はフリーのWifiがしっかり整備されているので快適に利用できた。エレベータのスピードが日本のものと比べてとても速いように感じだ。
部屋はとても広く、持て余すくらい。バルコニーもあって、下のほうにホテルのプールが見える。外に出て食事。ホテルの近くにあったRock Island Cafeというヘンテコな店に入ってしまう。
ハワイ、というより「アメリカン」な感じ。古いアメリカ映画のポスターやエルビスプレスリーのレコード、その他雑貨や小物など、たくさんたくさん置いてあって、
見た目も賑やかな店内である。店員のおばさんが明るくて親切だった。食べ物飲み物がなんでもでかい。そしてメニューはカロリーの高そうなものばかりである。
味はまあまあ悪くなかった。チップを渡すタイミングがつかめず、結局、店を出るときにセンキューソーマッチ!と言って渡した。
チップとかいう謎の習慣があることは一応知っていたが、やはりよくわからない。
■少し歩いてワイキキビーチへ行ってみた。「ハワイのビーチ」という言葉から連想するそのままの風景があった。美しい海と水平線、白い砂浜。
水は透き通り、遠くにはダイヤモンドヘッド。海沿いには高級リゾートホテルが林立し、南国の木々が風でゆっくりと揺れる。
サーフィンに興じる白人男性にサングラスをしてくつろぐ白人女性、といった具合である。どの方向を撮ってもハワイ観光のパンフレットになりそうだ。
日差しは強いが湿度は低く、汗をあまりかかない。この過ごしやすい気候が好きでハワイ好きになる者も多いのだろうなと思った。
元々ワイキキには砂浜がなかったのだそうだ。カリフォルニアからわざわざ運んできたとのこと。今も定期的に砂を入れているようである。
しばらくぼーっと海を眺める。あの水平線の6000km先に日本があるんだなと思う。
■夕方から夜にかけてワイキキビーチ、カラカウア通りの界隈をぶらぶらする。日が沈んでくると、ビーチにいた大勢の人たちもずいぶん減るが、
それでもまだ水の中に入って遊んでいる人たちはいる。日本の海水浴場のように「遊泳は何時まで」とかそういうのはないみたいだ。ロイヤルハワイアンセンター内で夕食を摂る。
薄々感じていたが、ハワイの食事は値段が高い。大層なものは食べていないのだけど、外食するとどんどんお金が減っていく。
ただでさえ物価の安くないアメリカという国で、さらにあらゆる場所から距離のある離島なので、輸送コストがとんでもなくかかるのだろうということは容易に想像できる。
夜は日がすっかり暮れてからタンタラスというところまで車で行ってホノルルの夜景を見た。市街地から離れたちょっとした山道を上がってゆく。
ちょうど市街地方向が開けて見える場所があって、そこに車を停めて眺める。それなりにきれいだが町の規模に対して光の量は思ったより少ない印象で、
ネオンライトに対する規制があるらしく、なんとなく品のいい夜景という感じがした。ホテルに戻り、休んだ。長い8月11日だった。さすがに疲れた。
No.2054 2016-08-06
■静岡県の焼津市にふるさと納税というやつをやった返礼品が届いた。冷凍の魚がたくさん入ってて良かった。
近年、魚の値段が高くなっていて、肉のほうが安かったりする。でも魚のほうが好きだからできれば魚を食べたい。
肉もおいしいけど、少しでいい。
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「津田沼ノート」は武田がやっています。
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